[2010年 最終節]浦和vs神戸~歓喜の逆転残留

2010年12月4日
J1 第34節 浦和レッズ vs ヴィッセル神戸

知っての通り、ヴィッセル神戸が最終節で逆転して残留を掴み取った。
いや、掴み取ったというより、転がり込んできたって方が正しい。
必死さとか執念とかサポーターの熱意とかが残留を呼び込んだというけど、
それは最終節についてはFC東京も同じだったと思う。
ヴィッセル神戸とFC東京の違いは、
選手もサポーターも楽しんだかどうかの違いだと思う。
試合をリードして進めていたからとかじゃなく、
試合前から、1週間前から、
悲壮感なんかなく、開き直りでもなく
フットボールを、神戸のサッカーを楽しんでいた。
クラブもサポーターもほとんど異常なくらいに。

【動画】ヴィッセル神戸サポーター浦和戦、残留への決起集会

出場しないベンチ外の選手がサポミに参加。
【動画】ヴィッセル神戸 2010/12/04 J1 第34節 サポミ②選手が飛び入り
※最初の4分あたりで選手が来ます

楽しい時間は残り90分

正直、残留できるとは思っていなかった。
埼玉スタジアムまで遠征したのは、残留をみんなで喜ぶというより、
神戸のサッカーを見たい、応援を楽しみたい、そして選手を後押ししたい、
それだけの理由だった。
来年も同じメンバー、同じようなサッカーができるかわからない。
今の神戸のサッカーを見れるのは残り90分。
前の日からFC東京や西京極のことは一切考えないようにした。
この神戸の一戦、残り90分に集中するために。、

前半、ピンチの連続をしのいで先制

初のアウェイでのコレオ。文字はひとつ「絆」。
20101204_18.jpg

20101204_06.jpg

序盤は神戸が激しいプレッシングからボールを奪うと素早く前線のポポと吉田に入れる。
浦和は神戸のプレッシャーが強くキーパーまで下げる場面が幾度かあり前にボールを運べない。

前半10分、三原が浮き球で前線に出す。
ポポが抜けだしそうになるところ、ペナルティエリア手前で濱田が抱え込んでなんとか止める。
浦和のセンターバックの濱田は出場停止の山田暢久の代役の20歳。
J1初スタメン、今季は4試合、合計4分間の出場のみ。
神戸にとって山田暢久が出場停止だったのはついていた。

前半18分、神戸の守備が崩される。
宇賀神のドリブルからゴール前でボールを繋いで、ポンテが1タッチで右サイドでフリーの高橋に。
速いクロスに柏木がつぶれてエスクデロ・セルヒオのシュート。
徳重が足で弾くビッグセーブ。

その1分後、中央でエジミウソンとのワンツーからのポンテがシュート。
またも徳重がビッグセーブ。
この後も浦和がボールを支配し細かく繋いで押し込む。
神戸はこの時間は引いてしっかりと守る。

浦和の時間が続く中、先制したのは神戸。
前半31分、最終ラインの位置から茂木がロングフィード。
これを浦和の濱田は頭に当ててキーパーに戻そうとするが、
目測を誤ってかすっただけでボールは吉田の前に。
キーパーと1対1になり、冷静にキーパーの脇を狙ってサイドネットに流し込む。

神戸が先制!
20101204_浦和vs神戸-176

歓喜のゴール裏。
20101204_04.jpg

パブリックビューイングのワールド記念ホール。
20101204_08.jpg

前半の残り時間も浦和に押し込まれるがリードを守りきる。

ハーフタイム、まさかの

埼玉スタジアムでハーフタイムに他会場の前半の結果がビジョンに映される。
東の会場から1試合ずつ映し出される。
西京極は7つ目。西京極の結果を祈るように待つ。
そして、FC東京が負けていることがビジョンに映し出された。
20101204_浦和vs神戸-184

大喜びのゴール裏の神戸サポーター。
一部でドゥトラコールも。
20101204_09.jpg

後半、神戸のゴールショーからの歓喜の瞬間へ

残り45分、円陣の前に北本が気合を入れる。
20101204_02.jpg

後半7分、エジミウソンへの浮き球をケアした北本が
そのままドリブルでペナルティエリア付近まで上って慶治朗に出す。
慶治朗は反転して仕掛ける。
慶治朗が前を向いたところで、濱田の後ろから出した足がかかってPK獲得。
北本はパスを出した後、ペナルティエリアに走り、こぼれ球につめていた。気迫のプレー。
20101204_03.jpg

PKのゴールを待つゴール裏。
20101204_浦和vs神戸-226

PKを蹴るのは吉田。PKのキッカーはポポだが、吉田がボールを抱えて自分が蹴ると主張。
落ち着いてキーパーの動きを見て、ほぼ中央に蹴り込んでゴール。

この2点目は浦和に動揺を与え、ミスが目立つようになる。

後半14分、浦和の考えられない守備のミスが出る。。
ペナルティエリア前でカンジョが画に描いたようなドフリー。
難なくゴール。そしてカズダンス。
20101204_05.jpg
20101204_10.jpg
20101204_15.jpg

時間は過ぎていき、もうすぐ後半の45分が過ぎる。
20101204_浦和vs神戸-294

携帯を見て喜んでいる者がいる。
もう残留は決まりなのだろう。
アディショナルタイムは4分。

西京極の試合が終わる。2-0で京都がFC東京を下す。
選手はベンチの雰囲気で状況を悟りうなだれる。
20101204_16.jpg

スタンドで見ていたベンチ外の選手が下り、歓喜の瞬間を待つ。
20101204_浦和vs神戸-300

右サイドで森岡が坪井をドリブルで抜いて、クロスを慶治朗が押し込んで4点目。
坪井は集中力がなくなったのかあっさりと抜かれた。
20101204_17.jpg
20101204_11.jpg

試合終了。歓喜のゴール裏。そして神戸讃歌。
20101204_浦和vs神戸-308
20101204_浦和vs神戸-322
20101204_07.jpg

248.jpg

【動画】2010残留争いの裏側 (※日本テレビ Going! ロッカールームのやつ)

写真編

サポーターツアー(バスツアー)のバスは5台。
大宮戦は1台でしたよ。
20101204_浦和vs神戸-368

埼玉スタジアムに向かうツアーバスでは、和田さんのメッセージVが流された。
メッセージの内容は上のgoing!の動画に出てきます。
20101204_浦和vs神戸_埼玉ス01

埼玉に入る前に富士山が見えた。東京からでもこんなに綺麗に見えるのね。
20101204_浦和vs神戸-001

バスツアーでは(この日特別に)近畿コカコーラ様、ネスレ様、六甲バター様から協賛品が提供された。
20101204_浦和vs神戸-020

バスを浦和美園駅前のイオン浦和美園で途中下車。
昼飯はこの日ばかりはスタグルメではなく、ベタだけどトンカツ。
20101204_浦和vs神戸-025

浦和美園駅から埼玉スタジアムへの道には多くの屋台が出店。
20101204_浦和vs神戸-051

埼玉スタジアム2○○2に到着。駅からスタジアムが見えてるのに15分くらいかかった。
そんだけ大きくて、回りに何もない。
20101204_浦和vs神戸-061

開門1時間前の12時30分に待機列に到着。
既に500人くらい並んでいた。
しまった、下段の席が取れないかも・・・
20101204_浦和vs神戸-070

入場、なんとか下段の後ろの方に席を確保。
スタンドも屋根もでかい。感動。わくわく感が止まらない。
収容人員63,700人。関西にこんな大きな専用スタジアムはないもんな。
これを見ると梅田の巨大スタジアム建設を支持したくなる。
(でも、やっぱり街のど真ん中にはいらんな・・・)
20101204_浦和vs神戸-082

アウェイゴール裏のスタンド裏には、ホムスタのゴール裏スタンド裏に掲げているダンマクが。
その前には選手入場時に選手がタッチするエンブレムが置かれていた。
20101204_浦和vs神戸-089
20101204_浦和vs神戸-093

サポミ。コレオの説明と神戸讃歌を歌って一通りに終わった後、
クラブからベンチ外の選手がサポミに参加したいという連絡が。
代表してヒデの挨拶、一人ずつ選手のチャント、アキのハッピーバースデーの後、もう1回神戸讃歌。
20101204_浦和vs神戸-130

浦和のゴール裏。広いスタンドが赤でいっぱい。
20101204_浦和vs神戸-154
20101204_浦和vs神戸-164

ベンチ外の選手はアウェイゴール裏スタンドの上の関係者席から観戦。
ガクトはこの後に閉め出されるお約束。
20101204_浦和vs神戸-146

試合が終わって外に出てみると、まだ17時30分なのに真っ暗。
2010年シーズン、そして楽しいサッカーの時間が終わったことを思い、
しばらく物思いにふける。
ヴィッセル神戸に関係するクラブ、選手、サポーターに感謝し、
Jリーグに関係するクラブ、選手、サポーターにも感謝。
20101204_浦和vs神戸-355
20101204_浦和vs神戸-364
20101204_浦和vs神戸-359

関連リンク

2010J1第34節 浦和vs神戸 家本主審評:4|石井紘人のJOURNAL Referee~週刊審判批評

J’s GOAL | ゲームサマリー

(終わり)

にほんブログ村 サッカーブログ ヴィッセル神戸へ

最新記事一覧(トップページ)へ

コメントや感想や指摘などはゲストブックにお願いします。