2011年5月7日
J1 第10節 ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ
(ホームズスタジアム)

試合内容

待望のゴール

68分、神戸の待望の1点が生まれます。
後半68分、カンジョが途中交代でピッチに入ってファーストタッチで決めます。

和田さんの試合後のコメント
「どうしても左サイドにボールがあるとき、ホジェリーニョはあまりゴール前まで入っていかないので、朴にはそのあたりも期待して送り出しました。」
このコメントから、逆サイドにボールがあるときにゴール前に走り込め、のうような指示がカンジョにあったと思われます。
逆サイドにボールがあるときにゴール前に詰める意識は、この指示があったからのもので、和田さんの采配がズバリになりました。

試合動画

ゴールシーン動画

カンジョ投入からゴールまでの動画

ハイライト

長い芝

スカパー(J Sports Plus)の放送でホムスタの芝がいつもより長いと言っていました。
芝が長いとボールが転がりにくくなります。
他には、反転、ダッシュがしにくくなります。
中村憲剛のスルーパスのボールスピードやジェニーニョのランニングのスピードが殺されます。
スピードを使った攻撃がしにくくなるのでポストプレーが有効です。
それも計算に入れて都倉をスタメンで起用したのかもしれません。
本当に狙って、芝の長さに戦術や選手起用を組み合わせたとしたら、和田さんは策士ですね。

蒸し暑かったことが大きいですが、長い芝もピッチ上の選手のスタミナを消耗させました。
足をつった選手は都倉、松岡、ガクト(近藤岳登)の3人。嘉人も最後は前線に残り、走れなさそうでした。
終了間際、走れなくなったガクトも前線に残し、カンジョがサイドバックに入るスクランブル状態。

消耗戦の中、川崎は理由は不明ですがセンターバックの菊地を同じセンターバックの横山に交代させて、貴重な交代カードを1枚無駄にしています。
川崎にとって痛かったでしょう。

審判のジャッジ

大久保嘉人へのイエローカード

前半の終了間際に、パスが渡った田中裕介に大久保嘉人が体を入れてボールを奪って攻撃に転じる場面でした。
大久保嘉人がパスを出した後、田中裕介が大久保嘉人を手を使って動きを止め倒しました。
主審は田中裕介のファールが警告だと見ますが、神戸のチャンスだったのでアドバンテージを取ります。
その直後、おそらく第4の審判からの合図だと思いますが、主審はプレーを止めます。
そこで田中裕介にラフプレーでイエローカードを出します。
手を使って押さえて動きを止めようとしていますし、足も掛けてようとしています。
しかも、ボールのないところのプレーです。
田中裕介はその前に注意も受けていますが、それがなくても完全にイエローカードです。

そして、プレーが再開しようかというときに大久保嘉人にもイエローカードが提示されます。
警告に値するラフプレーがあったとして、第4の審判が主審に伝えてそうなりました。
アドバンテージを止めたのは、大久保嘉人にもファールがあったのでアドバンテージを取るべきでないと伝えたかったからでしょう。
嘉人のファールは倒されるときに、田中裕介の足を故意にかけたと見られたのだと思います。
「大久保嘉人だから」という判定だったように思えます。

ファールの判定は妥当だったか?

主審は扇谷です。
国際審判員なので、高いレベルのレフリングを期待します。

スタジアムでは不可解なジャッジが多く見られたので録画で確認しました。
スタジアムでの印象は、ファールを取ったり取らなかったりで、厳しいのか流すのか基準がわかりませんでした。

12分、ルーズボールの山瀬と近藤岳登の競り合いで山瀬が体を入れ替えるときに、
手を肩に置き相手の動きを止めたとしてファールを取ります。
手を肩にやったのは一瞬だけでしたが、よく見ていました。
手を使ったホールディングはしっかりと取っていました。

13分、川崎陣の裏に出たロングボールを都倉と田中裕介が追い接触します。
都倉がボールに触るのと田中裕介のスライディングタックルが同時でイーブンのボールであり、
田中裕介の足はボールに行っているので問題ありませんでした。
主審からは離れたところでのプレーでしたが正しくノーファールとジャッジします。

68分、ゴールシーン。ホジェリーニョが田中裕介の背後からクロスしたときに手で押しています。
手を使うことを厳しく取っていたのでファールでもおかしくなかったです。

74分、都倉がフリーキックのロングボールを受けるときに、後ろから足でチャージされて倒れます。
ボールに行っていることと、倒れるほどの接触ではないとしてノーファールでした。
都倉は体を預けてファールをもらおうとしていたと感じ取られたのでしょう。

コーナー付近でラインを割ったときに副審がコーナーキックとゴールキックを差し違えます。
両チームともコーナーキックを見て、ゴール前に向かおうとしますが、副審だけ見えていなかったようです。
副審の目の前でのプレーなので、これはひどいです。
主審が副審の判定を覆すこともできたと思います。

ルーズボールに茂木と大島が追い、イーブンの状態で互いに肩で当たり、大島があたり負けして跳ね返されました。
これが茂木のファールになります。
どちらも正当なフットボールコンタクトでどちらのファールでもないはずで、主審のミスでしょう。

後半アディショナルタイム、ペナルティエリア付近で横にドリブルする山瀬に三原の足がかかります。
これはノーファールでした。
足がかかってなくても三原の進路妨害(オブストラクション)にも見えます。
チャンスをファールで潰したとして警告でもおかしくなかったのです。
山瀬が両手を前に出して倒れたので、ファールをもらいにいったということでしょうか。
ペナルティエリア外だったし状況からはそれはないと思うのですが。

スタジアムの印象とは異なり、ファールに対するジャッジはまあまあ妥当でしたが、
山瀬のドリブルに足がかかったのがノーファールになったのは、時間帯を思えば大きな判定になりました。
試合全体を見て、この主審はファールの判定の判断がどうこうではなく、目が悪いのでは?と思ってしまいました。

4枚の遅延行為での警告

神戸の先制後に遅延行為で2枚の警告が出されます。
北本のは、神戸陣での神戸ボールのフリーキックのとき、
ボールに行くのが遅かったので主審に早く蹴るように促された後に、蹴りかけて蹴らなかったためです。
遅延の意図があったとみられても仕方ないです。

近藤岳登の警告は、スローインのボールに位置に行くのが遅かったためです。
これも遅延行為の意思が感じられました。

北本もガクトもこんなのでカードをもらうのはもったいないです。

先制していない前半にも遅延行為で警告が出ています。
神戸の攻撃で、大久保嘉人がクロスのボールをトラップする際に腕に当たってハンドの判定になりました。
笛がなった後に松岡が大きく蹴り出したとして遅延行為を取られて警告が出されます。
大久保嘉人からいいパスが出たのでシュートしただけで、
笛がなった直後に勢いでシュートまでプレーしまうことはよくあります。
普通のシュートなら、それほどリスタートが遅れることはないので問題にならなかったのでしょうが、
観客席まで飛ぶようなものだったので、リスタートを遅らせる行為と取られます。
松岡には意図はなかったと思うのでかわいそうな警告でした。

都倉のは、川崎のフリーキックのときにボールから離れなかったためと思われます。
都倉は毎回しょうもないイエローカードをもらいます。

Mr.ファイティングスピリッツ

この試合のモースト・インプレッシブ・プレーヤー(MIP)賞はもちろん朴康造。

さて、Mr.ファイティングスピリッツは?

自分が選ばれるように祈るガクト。お約束です。
最後、足つって守備できなかったですやん。

なんと、ガクトの名前が呼ばれました。

ポポは何故ガクトなのか理解できない様子 (かどうかは分かりませんが)

「ファイティングスピリッツはみんなのものです。でも現金は僕がもらいます。」

動画がアップされていました。

スタジアム風景

天気良すぎで暑かったです。
先週に続いて、今日も多くの鯉のぼりが泳いでました。

ピカチュウが(映画の宣伝で)やって来てました。

着ぐるみにしては小さいピカチュウ。小学生の高学年くらいの大きさです。

スタ飯は高松うどん。トッピングは昆布を選択。
うどんのことは、立ち食いも手打ちも違いが分からないので、何とも言えません。

毎節のどこかのスタジアムでビッグマックの無料クーポンが配られているのですが、今週はホムスタでした。

グッズショップでは、昨年モデルのレプリカユニフォームが安く販売されていました。
嘉人のもありました。

新デザインのナンバーTシャツ。
今までは普段着で着れるようなデザインがなかったですが、これなら街も歩けそうです。
同じデザインで深紅×黒があってもいいと思います。

次のホーム開催はサンフレッチェ広島。
次も心を揺さぶる戦いを。

J1 順位表 (第10節終了時点)

11位から7位に上昇。

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 柏レイソル 12 5 4 0 1 10 4 +6
2 横浜F・マリノス 11 5 3 2 0 10 4 +6
3 ベガルタ仙台 11 5 3 2 0 5 2 +3
4 サンフレッチェ広島 9 5 2 3 0 7 3 +4
5 アルビレックス新潟 9 5 2 3 0 6 2 +4
6 ジュビロ磐田 8 5 2 2 1 7 3 +4
7 ヴィッセル神戸 7 5 2 1 2 3 3 +0
8 大宮アルディージャ 6 5 1 3 1 5 5 +0
9 ガンバ大阪 6 3 2 0 1 6 7 -1
10 川崎フロンターレ 6 5 2 0 3 4 5 -1
11 名古屋グランパス 5 4 1 2 1 4 5 -1
12 清水エスパルス 5 5 1 2 2 3 6 -3
13 鹿島アントラーズ 4 3 1 1 1 5 7 -2
14 モンテディオ山形 4 5 1 1 3 4 10 -6
15 セレッソ大阪 3 4 0 3 1 3 4 -1
16 ヴァンフォーレ甲府 3 5 0 3 2 4 6 -2
17 浦和レッズ 3 5 1 0 4 4 7 -3
18 アビスパ福岡 0 5 0 0 5 3 10 -7

全チーム:第2~6節を未消化
鹿島、名古屋、ガンバ大阪、セレッソ大阪:第9節を未消化
鹿島、ガンバ大阪:第10節を未消化

警告、累積警告

この試合の警告(神戸のみ)

イエローカードは5枚も出ました。
不運なものもありますが、防げた警告だったのではないだろうか?

  • 松岡亮輔(C5:遅延行為)
  • 大久保嘉人(C2:ラフプレー)
  • 都倉賢(C5:遅延行為)
  • 北本久仁衛(C5:遅延行為)
  • 近藤岳登(C5:遅延行為)

累積警告

クラブでの累積警告は16枚。J1でダントツトップです。
今後も審判が神戸を見る目が厳しくなりそうです。
嘉人は早くもリーチです。

3枚

大久保嘉人

2枚

松岡亮輔
ポポ

1枚

近藤岳登
北本久仁衛
河本裕之
吉田孝行
田中英雄
茂木弘人
イ・ジェミン
都倉賢

さいごに

ホームで勝ったのに、観客は1万ちょっとでした。
ゴールデンウイークを思うと残念な数字です。
今週は、サンテレビでヴィッセルの応援番組があります。
観客動員に繋がればいいのですが。

それから、この試合は三木谷会長が開幕戦以来のスタジアム観戦でした。
三木谷会長が観戦した試合は勝つジンクスは継続中です。

関連リンク

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カズ直伝 出た~神戸「朴ダンス」/J1 – J1ニュース : nikkansports.com

(終わり)

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