[YNC2011]神戸vs横浜FM~同じことの繰り返しでは勝てない

2011年7月27日
Jリーグ ナビスコカップ1回戦2nd-Leg
ヴィッセル神戸 vs 横浜Fマリノス
(ホームズスタジアム神戸)

ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (4)

ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (20)

1st-Legはアウェイで1-1のドロー。
神戸は0-0の引き分けでも2回戦に勝ち抜けでした。

ハイライトというかゴールシーンだけの動画。

負けて安堵

結果は、1-2で負け2回戦進出を逃します。
まあ、2回戦に行けなかったのはいいです。
むしろ、安堵しました。
最悪の1-1からの延長戦もありえましたから。

ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (13)

メンタルに響く逆転負け

カンジョからの吉田のゴールで先制。
昨年、和田さんが指揮し始めてから、先制すれば負けたことがありませんでした。
逆転負けだけでもメンタルに響くのに、先制して負けたことは影響が大きいでしょう。

縛りが解けない

神戸は4日前の試合とやり方は同じでしたので、悪いとは言えません。
守備陣が高いラインで踏ん張って攻撃しやすい状況を作っています。
神戸ペースで試合ができたのもそのためです。

攻撃面は攻撃パターンを増やすとかいろいろ課題があるのですが、段階を踏んでよくなっていけばいいと思っています。
ただ、神戸は、これと決めたら、それしかしない傾向があります。
4日前もこの日も裏に蹴ることとサイドチェンジしかしません。
決めた以外のことをしない日本人的な縛りを取り除かないと、次の段階に進めないです。
攻撃面を選手に任せてはいますが、意識改革や意識付けといったところは指導者の仕事です。

3-4-3

神戸は終盤に茂木をフォワードの位置に上げて、3バックにしました。
3-4-3(3-2-2-3)の形で、トップは左からポポ、茂木、森岡です。
サイドのポポと森岡が開いてボールを受けて、茂木が中で勝負することが狙いでしょう。
ただ、この時間は、足が止まってロングボールを蹴ることしかできなくなっていました。
いかんせん、ロングボールを蹴るだけの攻撃が引いて守るマリノスに通用するわけはなく、この形でチャンスを作ることはできませんでした。

失点シーン

1失点目は、フリーキックからのこぼれ球を栗原に決められます。
ここしかないというコースで神戸のブロックをすり抜けて枠の右隅に吸い込まれました。
このシュートだけを見れば、どうしようもない失点です。
セカンドボールを拾われて、左から右に振られましたが、揺さぶられて守備が崩されていたようには思いません。

2失点目は、コーナーキックで谷口にヘディングで決められます。
神戸はコーナーキックの守備をマンツーマンで守っています。
北本が中澤、河本が栗原、石櫃が渡辺、松岡が長谷川、茂木が谷口でした。
(写真は別の場面のもの)
ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (1)

茂木の背後から前に出た谷口がフリーで決めます。
他の相手選手にブロックされてマークをはずされたというわけではなく、茂木の視野から消えてマークをはずされました。
ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (12)

コーナーからのクロスは、キーパーから逃げるボールではなくストレート、ニアでもファーでもなく真ん中、ということを考えれば、マークがはずれたこととは関係なく、徳重が対処するべきなのかもしれません。
マリノスのファーにいる3人はゴールから離れたところにいたので、徳重はファーならばキーパーから逃げるボールが蹴られると予測していたのかもしれません。
裏をかかれたというところでしょうか。

コーナーキックの守備をマンツーマンに変えてから、得点されていなくてもマークがはずれている場面が多くあります。
ゾーンをやめてマンツーマンにした理由や神戸の選手に合っているのかはわかりませんが、駆け引きがうまい相手選手やフリーの選手を作るために組織的な対策を立ててくるクラブには、まだまだ未熟でしばらくは厳しそうです。

神戸のゴールは、カンジョの技ありの浮き球のラストパスを吉田が頭で押し込みました。
ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (2)

神戸のコーナーキック

神戸は攻撃のコーナーキックの時のゴール前の選手は4人しか置きませんでした。
ゴール前にいる選手がゴールすることは捨てて、ハナからセカンドボールを拾うことを優先したように感じました。

狙い通りか、コーナーキックのこぼれ玉からシュートチャンスが生まれました。
ポポのこぼれ球をシュートしたボールが弾かれ、ゴール前にこぼれます。
これに北本が反応しました。

ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (7)

ナビスコ杯2011 神戸vs横浜Fマリノス

ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (5)

シュートは空振りでした。
キーパーは寝ている状態で、前に蹴ればゴールになる場面でした。
踏み込んでしっかりしたシュートではなく、スライディングで前に蹴り出すシュートならば、ブロックの前にボールに触れたのではないかと思います。

交代策

選手交代は、ちょっと不可解でした。
ボッティが左足をひねったため、嘉人と交代。
球出しをする選手がいなくなったため、嘉人が低い位置でボールをさばくことになります。
1人目は嘉人と決めていたからなのでしょうが、マリノスからしてみれば怖さがありません。
役割からいけばホジェリーニョとの交代、またはすぐその後にピッチに入れることが考えられます。
しかし、ホジェリーニョがピッチに入ったのは森岡より後の83分でした。
ホジェリーニョのコンディションがまだまだ十分でないか、起用法に迷いがあるのか、よくわからない交代策でした。

決定機

マリノスの最終ラインのパスミスか何かで、ボールがこぼれて、カンジョがキーパーと1対1になる場面がありました。
ドリブルの後、ファーに蹴り込みますが、キーパーに弾かれてしまいます。
完全にフリーだったので決めておかないと。
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嘉人がPKで倒された?

ペナルティエリアで嘉人が倒された場面がありました。
判定はノーファールでした。

嘉人と小林祐三の競り合いで、栗原の後ろにボールがこぼれます。
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それを追う嘉人の腕に栗原の腕が絡んで、
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嘉人が倒れます。
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栗原の腕は止めようとして伸ばしたものではなく、抑える力もなかったので、ホールディングにはならないでしょう。
嘉人がファールを貰いに行ったようにも見えます。
ノーファールでいいんじゃないでしょうか。

それから、過去にお互い退場とかいろいろある大久保嘉人と小林祐三は、何事も起こりませんでした。

ホムスタの芝生

ホムスタの芝生がだいぶ荒れてます。
コパアメリカのスタジアムの芝もだいぶ悪かったですが、技術がある選手はあまり関係ないようです。
では、技術がない選手はどうなんでしょうか?
それよりケガの方が心配です。
2009年の大分は芝が荒れて故障者が多くなり降格しました。

夏場のユニバー開催を増やした方がいいんじゃないでしょうか。
ナビスコカップ2011 ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス (17)

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ゲームキャプテン不在

試合終盤、神戸にキャプテンマークを付けた選手がいませんでした。
最初は吉田がキャプテンマークを付けていて、交代したときにカンジョが付けました。
おそらく、カンジョが交代したときに付けたままピッチを出たのではないかと思われます。

キャプテンマークを誰も付けてなくて問題ないのか、罰則か何かあるのか気になったので調べてみました。

Jリーグ規約
第49条〔ユニフォーム〕
q 公式試合においては,「ユニフォーム使用計画」に定めるユニフォームを使用しなければならない.
w 前項のユニフォームには,メンバー提出用紙に記載された選手番号が明確に表示されていなければならない.
e チームのキャプテンは,キャプテンであることを明確に表示するアームバンドを着用しなければならない.
r ユニフォームに関する事項は,理事会が制定する「ユニフォーム要項」の定めるところによる.

第160条〔1,000万円以下の制裁金〕
次の各号のいずれかに該当する場合は,1,000万円以下の制裁金を科す.
f 第49条〔ユニフォーム〕第1項,第2項または第4項に違反した場合

第49条の第3項にキャプテンマークの着用義務があるようですが、罰則はないようです。
まあ、カンジョらしいポカですね。

さいごに

収穫のない試合でした。
ターンオーバーの入れ替えをせず、勝ちにいって逆転負け。
中3日だったからか、今日は足が止まるのも速かったです。
次は中2日で甲府戦、走れないと難しい試合になります。
ポジティブに考えるならば、甲府の守備はマリノスよりだいぶ落ちます。
マリノスから1点取ったことを思えば、甲府からはもっと取れるはずです。

甲府のハーフナー・マイクは代表に初招集されてモチベーションが高そうです。
ナビスコカップは途中出場のため中2日でも十分回復するでしょう。

また、甲府は清水戦の後、甲府に戻らずに神戸に来ています。
神戸に移動の有無でのアドバンテージはなさそうです。
ホームスタジアムのよい雰囲気を作ってアドバンテージにしましょう。

(終わり)

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