名古屋vs神戸~昼のスタジアムは気持ちがいい

2011年9月23日
Jリーグ J1 第27節 名古屋グランパス vs ヴィッセル神戸
(瑞穂陸上競技場)

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-フラッグ

久しぶりの昼間での試合。
昼間の試合は5/28のアウェイ柏戦以来となります。
個人的な観戦では5/14のアウェイ清水戦以来です。
天候は晴れ、気温が27.2℃で日差しもキツいが、カラッとしていて暑さは感じません。
天気の良い日のスタジアムは、本当に気持ちがいいです。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-瑞穂陸上競技場

これで神戸が勝っていれば、最高なのだけれど、逆転負け。スコアは3-1。
でも、悔しさはあっても、がっかりするようなネガティブな感情は出てきません。
神戸が現時点でのチカラを出せたからです。

この後は、中位のチームとの対戦になります。
名古屋ほどには強くありません。
チカラを出し切れば、結果はついてきます。
残り7試合、今年の集大成として、やってきたことをすべてぶつけて戦ってもらいたい。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

スタジアム風景

神戸サポーター

スタジアムに向かうヴィッセルサポーター
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-スタジアムに向かうヴィッセルサポーター

アウェイ入場ゲート。
売店は1つで窓口が2つしかないので、かなり並ばされます。
キックオフ直後でも並んでいました。
メイン側の売店まで歩いた方が早く買えたかもしれません。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-アウェイ入場ゲート

神戸サポーター、1000人は余裕で越えていました。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-ヴィッセルサポーター

名古屋サポーター

ホームのゴール裏は満席。けっこう前から売り切れでした。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-グランパスサポーター

勝ち点3コレオ。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-名古屋コレオ

このコレオはボードではなく、フラッグが使われています。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-グランパス・コレオ

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

グランパスくん

グランパスくんが神戸のゴール裏にも来てくれました。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-グランパスくん

お辞儀するグランパスくん
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-グランパスくん

土俵入りのパフォーマンスを見せてくれました。
まずは、蹲踞(そんきょ)。
グランパスくんの土俵入りパフォーマンス

型は雲竜型。
グランパスくんの土俵入りパフォーマンス

そして、四股。よいしょ~。
モーヴィにも何か芸を仕込んでみてはどうだろうか。
グランパスくんの土俵入りパフォーマンス

前節での課題

9月22日放送のFOOT!で吉田孝行が柏戦を振り返って言っていた課題、これが改善されているかが、この試合の注目するところです。

  • 試合の入り方、タイトに厳しく行く
  • ゴール前に1枚だけじゃなく、ファーにもう1人入る。
  • ボランチがバイタルエリアまで上がっり厚みのある攻撃、セカンドボールを拾って2次攻撃につなげる。
  • 味方がボールを持ったときにサポートする。

試合の入り

試合開始直後から中盤でのプレスはタイトに行けていて、4分という早い時間に得点できているのですから、試合の入りはよかったです。

前半はポゼッション率では名古屋の方が高かったが、シュート数は名古屋3本に神戸は9本。
前半は神戸のペースでした。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

後半の入り

後半開始すぐ、名古屋は神戸の高いディフェンスラインの裏に蹴って、玉田を走らせる攻撃を狙ってきます。
玉田にキーパーと1対1の決定機にされた場面はありましたが、最終ラインはしっかり寄せて対応し、カウンターで応戦して決定機にします。
前からのプレスも行けていたし、守備陣も集中できていて後半の入りもよかったです。

ゴール前に1枚だけじゃなく、ファーにもう1人入る

ゴール前に1枚だけじゃなく、ファーにもう1人入るというのは、先制点がそうでした。

三原の縦パスを闘莉王がカット。
その闘莉王に相馬が体を寄せてボールを奪い、吉田、嘉人、相馬の3人に対して増川1人の形になります。
相馬はドリブルでペナルティエリアに進入。
クロスは中央の吉田の外、ファーに飛び込んだカンジョが頭で押し込みました。
シュートカウンター、ファーサイドのDFの死角に走り込む、神戸の得点パターンでの得点でした。

売店に並んでいた人はゴールを見れなかったかもしれません。
残念な売店です。

他のクロスを入れる場面でも、エリア内に2~3人は入っていて得点を臭わせる攻撃ができていました。

ボランチの攻撃参加、セカンドボールを拾って2次攻撃につなげる

この日のボランチはヒデではなく、松岡と三原でした。
ボランチが攻撃に参加するには、神戸の攻撃は速すぎました。
前でキープしたり溜めを作らないと、ボランチのどちらかが上がってくることはできません。
また、両サイドバックが積極的に前に上がるので、ボランチも上がりにくかったと思います。

サポートする

味方がボールを持ったとき、サポートするというのは、ボールを受けられる位置にいることです。
相手もパスコースを消そうとしますから、相手に取られない位置に少し移動したり、走りこんだりしなければなりません。

全体的は柏戦よりはパスをもらおうとする意識はあったと思いますが、最終ラインの4人はできていなかったです。
最終ラインに相手のプレッシャーが来たときにパスコースがなく、前に精度の悪いボールを蹴る場面が何回かありました。
ロングボールを蹴るにしても、一旦下がってパスを受けて、プレッシャーを受けないところで蹴った方がいいでしょう。

課題の評価と次の課題

柏戦での課題はまあまあ改善できていました。
それでも、いいときはできていることなので、成長とはまた違います。

あと、柏戦では枠内シュートがありませんでしたが、この試合でのシュートはほとんどが枠内シュートでした。
この点はすごく評価してよいです。

この試合で出た課題はペース配分でしょう。
緩急の緩がありませんでした。
それは前半、名古屋がボールを奪わせてくれたこともあります。
ボールを奪う度に速い攻撃を繰り出します。

プレッシングサッカーは、少しでも長く走れるために休むことが必要です。
7月のセレッソ戦からやっている、ボールを回して休むことがまったくありませんでした。
2失点目は運動量が落ちてきたところでやられました。
もっと試合の中で積極的に休むことを意識しないと。

失点シーン

失点したシーン(1点目)

名古屋の1点目は残念です。
楽にクロスを上げさせてしまいました。
付いていたのはカンジョでした。
神戸のセンターバックは浮き球のクロスを跳ね返す能力は高いですが、相手は名古屋です。
クロスを上げさせないように守らないといけません。
クロスを上げた小川は右利きですから、切り返してクロスを入れることを予測していなければなりませんでした。
ガクトがカバーリングできる位置にいたので強く寄せてよかったです。
ガクトのポジショニングも変でしたし、小川のプレーの特徴は知らないのでわかりませんが、事前に突破を注意するスカウティングがあったのかもしれません。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-闘莉王ガッツポーズ

失点したシーン(2点目)

2失点目のは藤本のスーパーゴールでした。
だから仕方ない面はありますが、それだけのシュートを撃てるスペースを与えてしまいました。
ただ、そのスペースを埋める方法はなかったと思います。
そうすると、相馬の藤本に対する1対1の守備が軽かったことが原因かと思います。
相馬としては、続いて三原に寄せにいってほしかったのかもしれません。
相馬は守備のうまい選手ではないし、コンビネーションもこれからですので、そういう面では仕方ないですね。

向かい風でブレーキがかかったのもありますが、すごく落ちたシュートでした。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

失点じゃないけど64分のオフサイドで助かった場面

逆転された3分後の64分、金崎のフリーでのシュートを徳重が止めるもケネディがゴールに押し込んだ場面。
ケネディのポジションがオフサイドで助かりました。
この場面、左サイドで受けた永井にだけ目が行き、誰も金崎と小川が中央に走ってくるのを見られていませんでした。
金崎と小川が見えていれば、北本は少し前のポジションを取ってフリーで撃たすこともなかったです。
松岡も戻りが遅かったです。

失点した後しばらく、集中力が切れ、前半からタイトにプレスに行っていたので疲労も一気に出たようでした。

失点したシーン(3点目)

残り5分、カウンターでダメ押しされます。
神戸は前掛かりになっていて、高い位置で相馬が永井に抜かれたときには、三原と北本と河本だけでした。
このとき、相馬も三原も永井を追わず中に走っていたのが残念です。
ただでさえ快足の永井は途中交代で入った選手です。
相馬は体力の消耗が激しく追いつけなかったでしょうが追ってほしかってです。
永井はクロスを上げる前にスピードを緩め、ゴール前をしっかり見てから、ノープレッシャーでクロスを蹴ることができました。
遅れてでも追っていれば、トップスピードのままクロスを上げて、ミスしていた可能性はあります。

無理でも追え。

中はケネディ1人でも、ノープレッシャーでふんわり上げたクロスは合わせやすく、ドンピシャ。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

徳重、ビッグセーブ。
しかし、ボールはポストに当たってケネディの前に。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

その他

相馬崇人

相馬は移籍後の初先発でした。
攻撃面では神戸のサッカーにフィットできています。
積極的な上がりとクロスの精度は、サイドバックが上がるサイド攻撃は和田さんの好みですし、いい選手を獲得しました。

キックの精度は神戸の中では良さそうです。
フリーキックを何回か蹴っていましたが、コーナーキックも蹴らしてもいいでしょう。
ただ、右サイドでのフリーキックで相馬が蹴っていました。
右サイドも蹴らせるのは守備に戻る時間と体力を考えるとどうなんでしょうか?
そういえば、試合前のウォーミングアップでも右サイドからのフリーキックを蹴ってました。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-相馬

有田光希

有田はこの日、20歳の誕生日でした。
この試合でも、いいプレイはあったものの、ゴールを決められませんでした。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

今はチャンスを与えられていますが、誕生日が区切りになるかもしれません。

三島康平

昨年加入してから離脱していた三島康平がプロ初出場。
ベンチ入りは昨年の最終節以来でした。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

風貌はなんか雰囲気を感じさせます。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

吉田孝行

攻撃面では精彩をかいていたのは吉田孝行。
後半の嘉人が抜け出した場面では、相手DFに走り負けてゴール前に入るのが遅れました。

名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)-吉田孝行

交代するとき、交代選手とタッチせずにベンチへ。
少しでも早くプレーを再開させるためなのでしょうが、それだけでしょうか?

試合終了後

ゴール裏に挨拶に来る選手たち。奥のベンチを拡大してみると、
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

和田さんが頭を抱えていました。
名古屋グランパスvsヴィッセル神戸(20110923)

警告

この試合の警告(神戸のみ)

松岡亮輔(C2:ラフプレイ)

松岡のラフプレイでの警告は妥当でしょう。
スライディングのタイミングが遅れました。
前半の序盤でも同じように遅れた場面がありました。
1ヶ月ぶりの公式戦でしたのでスピードについて行けてなかったのかもしれません。

累積警告

  • 大久保嘉人(3枚+4)
  • 田中英雄(3枚)
  • 石櫃洋祐(3枚)
  • 松岡亮輔(2枚+4)
  • 北本久仁衛(2枚)
  • 朴康造(2枚)
  • 都倉賢(2枚)
  • 河本裕之(1枚+4)
  • 近藤岳登(1枚)
  • 羽田憲司(1枚)
  • ホジェリーニョ(1枚)
  • ボッティ(1枚)
  • 吉田孝行(1枚)
  • 森岡亮太(1枚)
  • 三原雅俊(1枚)
  • 徳重健太(1枚)
  • ポポ(0枚+4枚)
  • 茂木弘人(0枚+4)

J1 順位表 (第27節終了時点)

甲府がガンバに勝ち、福岡が広島に勝ち、大宮が柏に勝ち、波乱の週となりました。
マリノスも仙台に負けて、優勝争いしている4チームで勝ったのは名古屋だけでした。
甲府が勝ち点を上げてきました。15位と16位の差は勝ち点2になりました。
残り7試合。

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 ガンバ大阪 54 27 16 6 5 64 44 +20
2 名古屋グランパス 53 27 15 8 4 51 29 +22
3 柏レイソル 53 27 17 2 8 50 38 +12
4 横浜F・マリノス 51 27 15 6 6 38 26 +12
5 ベガルタ仙台 44 27 11 11 5 32 23 +9
6 鹿島アントラーズ 41 27 11 8 8 45 34 +11
7 サンフレッチェ広島 39 27 11 6 10 40 39 +1
8 ジュビロ磐田 37 27 10 7 10 43 33 +10
9 清水エスパルス 37 27 9 10 8 32 40 -8
10 セレッソ大阪 36 27 9 9 9 53 39 +14
11 ヴィッセル神戸 35 27 10 5 12 34 39 -5
12 川崎フロンターレ 34 27 10 4 13 43 46 -3
13 大宮アルディージャ 32 27 7 11 9 28 37 -9
14 浦和レッズ 29 27 6 11 10 31 33 -2
15 アルビレックス新潟 29 27 7 8 12 27 32 -5
16 ヴァンフォーレ甲府 27 27 7 6 14 32 52 -20
17 モンテディオ山形 20 27 5 5 17 21 44 -23
18 アビスパ福岡 15 27 4 3 20 22 58 -36

さいごに

今季、ヴィッセル神戸ユースが戦っているプリンスリーグ関西。
先週、ガンバユースに負けて、最終節に引き分け以下だとプレミアリーグの昇格を逃す状況になっていました。
24日、Jグリーン堺でプリンスリーグ関西の最終節が行われ、ヴィッセル神戸ユースが大阪桐蔭高校を下して優勝しました。
来季、プレミアリーグに参入するためには、もう1つ勝たないとなりません。
プリンスリーグ九州の優勝チームとプレミアリーグ参入戦(12/17予定)を戦って、勝てばプレミアリーグの参入となります。
ユースのレベルアップには、実力にあったレベル、レベルの高いリーグで戦うことが不可欠です。
今後のヴィッセル神戸にとって重要な一戦になります。

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[MOM474]神戸U-18MF松村亮(2年)_12ゴール14アシストで関西MVPに:ゲキサカ[講談社] 無料サッカー速報

(終わり)

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