広島vs神戸~アディショナルタイムでの失点で敗戦、おしくもなんでもない

2011年10月1日
Jリーグ J1 第28節 サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸

後半46分、アディショナルタイムに入った時間帯の失点し、1-0で負けます。
普通、残り時間わずかのところで失点して勝ち点を逃すと悔しいはずなんですが、悔しいともおしかったとも思いませんでした。
ごくごく妥当な結果でした。

試合のポイント

ホームの広島戦と同じではなかった

広島は両サイドのミキッチと服部が神戸の最終ラインの位置で大きく開いて張ります。
神戸はそこにロングボールを入れたり、サイドチェンジで振られたりされないように守備重視の試合をします。
いつもと違う守り方でですが、ホーム広島戦はこのやり方で勝っています。

ホーム広島戦の録画を見直してみました。
この試合とホームでの試合は同じやり方だと思っていたのですが、違いは明確でした。
DFからFWまで縦がコンパクトに守れていました。
前半は最終ラインを高かったですし、5バックになることはあまりなく、2列のブロックを作って守っていました。
後半は最終ラインは引いて守りますが、FWも下がって縦はコンパクトになっていました。
また、カンジョもしくは嘉人が最終ラインまで下がって5バックになっていた印象があったのですが、「5バックになるときもある」でした。
シュートは20本、得点はまぐれのようなヒデのミドルですが、チャンス・決定機は作れていました。
勝因はコンパクトを保ったことでした。

何もしないまま90分

後半、攻められ続け、体力をどんどん奪われ、変えるにも選択肢がなくなっていきます。
結局、90分間、変えることができませんでした。

ボールを奪っても中盤の選手がゴール前まで走る距離が長く、攻め急いだこともあって攻撃はFW2人だけ。
サイドハーフが相手のサイドに付いていて、真ん中はボランチの2人だけで対応していました。
体力的にボランチの2人がキツかったと思います。
よく終了間際までゴールを割らせなかったものです。

広島をリスペクトしすぎ

パスサッカー、ポゼッション、攻撃的サッカー。
神戸は広島のイメージに捕らわれすぎです。
広島の調子はよくなかったです。
前節は最下位の福岡に負け、この試合でもミスが目立ちました。
ラインを上げる、強く当たり、マンマークではなくボールの奪いどころを決めて人数をかけてボールを奪う、いつもサッカーで十分通用したかもしれません。
やってみてダメなら、守備重視に切り替えればよかったのです。

交代カード、ベンチメンバー

交代カードの使い方も悪いです。
ボッティと吉田の交代は最初から予定通りで、ポポと有田を入れます。
選手のポジションに合わせるならば嘉人をサイドハーフに下げ、有田をトップに入れるのが普通です。
ですが、嘉人のトップそのままで有田をサイドハーフで使いました。

トップ2人以外は攻撃に参加できない状態でしたから、個で勝負できる嘉人をトップに置くのは正しい判断です。
じゃあ、なぜ、有田を入れたのか?ということになります。
答えは有田を使うのは、最初から決めていたから、なのでしょう。
3人目に三島を準備していたのも同様でしょう。

大屋翼がケガから復帰してベンチ入りさせましたが、使われる可能性はあったのでしょうか?
翼が広島ユース出身だからと翼のモチベーション、だけではないでしょうか?

今、サイドハーフの交代要員が足りていません。
最近の試合ではヒデをサイドハーフで使うこともあります。
ヒデを1列上げて、羽田をボランチに入れる方がバランスはよかったです。
ベンチにFWしかできない選手を3人もいれるのはどうなんでしょうか?

林を入れておけば、相馬を前に上げられます。
馬場、森岡はサイドハーフならば有田よりいいでしょう。
交代カードを最初から決めないで、いろんな状況に対応できる選手を入れて準備しておくことはできます。
「用意周到」ではありません。
有田や三島にチャンスを与えることも大事ですが、ただ出場させているだけのように思えます。

監督は和田さんでいいのか?

この試合を見ているとき、また見終わったとき、思ったことを突き詰めるとひとつの疑問にたどり着きました。

来季も和田さんに監督を任せて良いのか?

近いうちに考えをまとめて別で書いてみます。

良かった点

攻撃面での良かった点も挙げておきます。

まず、コーナーキックのボールが北本に当たったことです。
名古屋戦でもコーナーキックで闘莉王と増川の間に落として、北本が頭で合わせて場面がありました。
どちらもカンジョが蹴りましたが、落ちるボールは守りにくいのかもしれません。
ここまでコーナーキックからの得点はゼロですが、得点が近いかもしれません。

もうひとつは、ポポのシュートです。
よく落ちているし、コントロールもできていました。
神戸の唯一のおしい場面は、ポポのフリーキックでした。
クロスバーを叩き、クロスバーを大きく揺らしました。
これもゴールが近そうです。

警告、累積警告

この試合の警告(神戸のみ)

田中英雄(C2:ラフプレー)
大久保嘉人(C3:異議)

ヒデは累積警告で次節、出場停止。
ちょっと厳しい判定でした。
これがラフプレイになるなら他にも警告が出ていいように思えます。

松岡も再び負傷しており、次節のボランチは誰が出場するのか注目です。
大屋翼か羽田のどちらかでしょう。

嘉人の警告は異議でした。
今年初めに異議での警告を厳しく取るという通達がありました。
厳しく取る異議の対象は、イエローカードやレッドカードを要求する行為です。

5分、嘉人がアフターでスネ蹴られ、直後にアフターで蹴ります。
相手は違いますが、ちょっと報復くさかったです。
これでガス抜きができればよかったのですが、ファールされるたびにカードの要求を繰り返しました。

今季2回目の累積警告4枚のため、2試合の出場停止です。
3節後は11月3日の山形戦ですので、リーグ戦は1ヶ月間休みです。
10月10日の天皇杯は出場できます。

累積警告

  • 石櫃洋祐(3枚)
  • 松岡亮輔(2枚+4)
  • 北本久仁衛(2枚)
  • 朴康造(2枚)
  • 都倉賢(2枚)
  • 河本裕之(1枚+4)
  • 近藤岳登(1枚)
  • 羽田憲司(1枚)
  • ホジェリーニョ(1枚)
  • ボッティ(1枚)
  • 吉田孝行(1枚)
  • 森岡亮太(1枚)
  • 三原雅俊(1枚)
  • 徳重健太(1枚)
  • 大久保嘉人(0枚+8)
  • ポポ(0枚+4枚)
  • 田中英雄(0枚+4)
  • 茂木弘人(0枚+4)

リーチは石櫃だけになりました。

J1 順位表 (第28節終了時点)

神戸と15位の甲府は8ポイント差あります。
残り6試合で8ポイントならば、まだ安全圏です。
ただし、次節、神戸が負けて甲府が勝つと、残り5試合で5ポイント差となり、残留争い圏内になってしまいます。
まあ、降格はないでしょうけど、15位はありそうです。

5位の仙台はACL出場の可能性のある4位と4ポイント差。
最終節の仙台の相手は神戸なので、仙台のACL出場の可能性がかかってたりすると嫌ですね。

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 ガンバ大阪 57 28 17 6 5 65 44 +21
2 柏レイソル 56 28 18 2 8 51 38 +13
3 名古屋グランパス 53 28 15 8 5 51 31 +20
4 横浜F・マリノス 51 28 15 6 7 40 30 +10
5 ベガルタ仙台 47 28 12 11 5 34 24 +10
6 サンフレッチェ広島 42 28 12 6 10 41 39 +2
7 鹿島アントラーズ 41 28 11 8 9 45 35 +10
8 清水エスパルス 40 28 10 10 8 34 40 -6
9 ジュビロ磐田 38 28 10 8 10 44 34 +10
10 川崎フロンターレ 37 28 11 4 13 44 46 -2
11 セレッソ大阪 36 28 9 9 10 54 41 +13
12 ヴィッセル神戸 35 28 10 5 13 34 40 -6
13 アルビレックス新潟 32 28 8 8 12 31 34 -3
14 大宮アルディージャ 32 28 7 11 10 28 39 -11
15 浦和レッズ 29 28 6 11 11 31 34 -3
16 ヴァンフォーレ甲府 27 28 7 6 15 32 53 -21
17 モンテディオ山形 21 28 5 6 17 22 45 -23
18 アビスパ福岡 18 28 5 3 20 24 58 -34

(終わり)

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