神戸vs磐田~挑戦と突破

2011年11月27日(日)
Jリーグ J1 第33節
ヴィッセル神戸 vs ジュビロ磐田
(ホームズスタジアム神戸)

きっ と、強豪クラブのホームゲームはこんなだろう。
チームは当たり前に勝利を果たし、スタジアムは幸せに包まれた。

スコア3-1、まさに快勝でした。
2点差の状況で失点するものの、それが3点目の森岡のゴールを引き立てるためであるかのようです。
こういう試合を年間通してできるのが強豪クラブ。
そこにたどり着く可能性を感じられる試合でした。

絶対に負けられない試合

ホーム最終戦。
ビッグフラッグが揺れ、クリムゾンレッドに染まるスタジアム。

浦和と甲府に連勝して勢いのある磐田。

8位の磐田と10位の神戸、勝ち点差はわずかに1。
神戸は残り2戦を連勝すると、少なくとも磐田を追い抜き、自力で1ケタ順位を達成することができます。

よそから見れば、たかが一桁順位。
それでもクラブとサポーターが同じ目標を共有したとき、とても大きな力になると実感できます。

突破

前にも書いたと思いますが、神戸の攻撃には「突破」がありません。
ドリブルでペナルティエリアに入っていくことがないことが不満に思っていました。
それだけに2点目の相馬のゴールは爽快でした。
ボールホルダーの近くでアクションを起こしたことで、いい形をボールを受けることができ、勢いのあるドリブルに持ち込めました。
個の力が強い選手が増えれば、こんなゴールがもっと見られるはずです。
森岡もこういうのができると思います。

相馬が嘉人にパスする前、ポポが外に開いて、センターバックの古賀を引っ張って、中央を空けさせているんですね。
相馬は、そこが空いたのを見て狙ったはずです。
なんで古賀は誰もカバーできないのについていったんでしょうか。
加賀が肉離れっぽい負傷し、古賀が入った影響の質疑で柳下監督はかばっていましたが古賀のミスでしょう。

動画

意識

先制点は北本久仁衛。
セットプレイでも、セットプレイ崩れでもなく、最終ラインから走って詰めたゴール。
ボッティのサポートが必要だったこと、磐田の上がりが遅くボランチの位置にスペースが空いたことからの判断で上がりました。
9月のユニバーでの柏戦の完敗以降、味方のボールホルダーのサポートの意識が高くなりました。
ゴール前につめてこぼれ球を狙うことをシーズン通してやってきましたが、やっと得点に結びつきました。、

北本の動きに意表をつかれたのか、神戸の選手も足が止まってボールウォッチャーになっていました。
北本の動きに反応していたのは、パスを出したボッティ、北本について走った磐田の前田、反転して裏に走った大久保嘉人だけでした。
吉田も反転してファーに走るとか、DFを逆サイドに引っ張るとかする動きをするところですが、反応できませんでした。
逆に大久保嘉人や前田はさすがです。

磐田ペースになりかけたところでしたので、いいタイミングのゴールでした。

練習通り

3点目は森岡亮太。
終盤、駒野と前田で決められて磐田ペースになったところを、逆に引き離して、試合を決定付ける価値あるゴール。
森岡は全体練習後にミドルレンジのシュートを練習していて、フリーで前が空いていたので練習の時に近いイメージで蹴ることができました。
外に逃げながらストンと落ちる軌道で、ゴール右隅に吸い込まれていきました。

動画

判定・レフリング

主審は山本雄大。
難しい判定はなかったこともあって、見ていてストレスのないレフリングでした。

ファールの基準は緩くもなく厳しくもなく。
警告の基準は緩く、カードを出さないレフリング。

大久保嘉人の警告は、ハイボールの競り合いのとき、腕を上げたというより、ヒジを曲げた状態で当たって、ヒジが顔に入りました。
ラフプレーでの警告は妥当です。

小川慶治朗の警告は、ファールの笛がなった後にボールを蹴って動かしたので、プレーの再開を遅らしたとして遅延行為。
悪気はなかったのでしょうが不注意でした。

大久保嘉人のドリブルに、ジウシーニョが後ろから腰にチャージして倒したのは、ファールになりましたがイエローカードは出ませんでした。
チャンスの芽をつんだファールですので、ファールにしたならば警告が妥当だと思います。
ジウシーニョは異議でイエローカードを1枚受けていました。
退場となると試合を壊れかねないので考慮したのかもしれません。

J1 順位表 (第33節終了時点)

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 柏レイソル 69 33 22 3 8 62 41 +21
2 名古屋グランパス 68 33 20 8 5 66 36 +30
3 ガンバ大阪 67 33 20 7 6 75 50 +25
4 横浜F・マリノス 55 33 16 7 10 45 39 +6
5 ベガルタ仙台 53 33 13 14 6 37 25 +12
6 鹿島アントラーズ 49 33 13 10 10 52 39 +13
7 サンフレッチェ広島 47 33 13 8 12 49 48 +1
8 ヴィッセル神戸 46 33 13 7 13 44 43 +1
9 清水エスパルス 45 33 11 12 10 41 48 -7
10 ジュビロ磐田 44 33 12 8 13 51 44 +7
11 川崎フロンターレ 44 33 13 5 15 51 51 +0
12 セレッソ大阪 40 33 10 10 13 60 52 +8
13 アルビレックス新潟 39 33 10 9 14 38 45 -7
14 大宮アルディージャ 39 33 9 12 12 35 47 -12
15 浦和レッズ 36 33 8 12 13 35 40 -5
16 ヴァンフォーレ甲府 33 33 9 6 18 41 60 -19
17 アビスパ福岡 22 33 6 4 23 33 68 -35
18 モンテディオ山形 21 33 5 6 22 22 61 -39

(終わり)

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