[2011年 第34節]仙台vs神戸~来季への宿題

2011年12月3日(土)
Jリーグ(J1) 最終節 ベガルタ仙台 vs ヴィッセル神戸
(ユアテックスタジアム仙台)

[動画] サンクスメッセージ(煽りVTR)~神戸讃歌

スコアは0-2での敗戦。
90分間、神戸のいいところはほとんどありませんでした。
今の神戸の課題がそのまま出ました。
来季への宿題です。

9位

試合前は8位。
10位だった磐田に抜かれますが、9位でフィニッシュできました。
過去最高順位、今季の掲げた目標達成です。
今季は大成功と言っていいシーズンでしょう。

ボッティ、ラストゲーム

水の浮いたピッチ状況

前日の大雨と当日の降り止まない雨によって、ピッチ上に水が浮き、水たまりができている部分もありました。
ボールが跳ねずに止まり、まったく転がらないコンディションで行われました。

全部が全部ボールが止まることでもなく、メインスタンド側は水たまりになっていて、逆にアタッキングサードのサイドの部分は芝の痛みが小さいためか水はけはいいようで十分転がる状態でした。

手倉森采配

ルーズボールの反応、プレスの速さ、判断の速さ、仙台はすべて神戸を上回っていました。
仙台の監督の方が一枚も二枚も上手でした。
きっと、雨のコンディションでなくても、嫌なところを突かれて苦戦したことでしょう。

手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント
いろいろ神戸のストロングポイントやウィークポイントをスカウティングした中での戦い方というのはミーティングの中で整理したのですが、急遽ピッチのコンディションを見て、もうキックアンドラッシュだ、陣取り合戦だ、という話をしました。そうなったときに、前に行こうとする気持ち、勝とうとする気持ちで上回る方が勝てるんだ、と。まあ肉弾戦にもなるし、そういった心と体を準備して挑もうと。

Q:雨の影響のうち、足元が悪くて相手のブロックやスライドが遅くなることも含めて指示を出していたのでしょうか?
「そうですね。まずは大きい展開になるときに、味方へのパスではなくてスペースへ、と。そちらの方が相手DFの処理が難しくなるだろうということで、こちらの方が徹底してできましたね。ディフェンスに関しては、逆にバウンドさせたらまずいよという話を伝え、ぬかるんだピッチ状況の中で、うちのディフェンスラインの方が安定したボール処理ができたのかなと思っています」

来季への宿題

キック精度

思うところに蹴れていないのか、狙って蹴っていないのか、キック精度が悪かったです。
仙台のディフェンスラインは高いのに、裏に蹴って、裏にボールは行かない回数が多かったです。
三原はこのピッチ助教でも、もっと正確に蹴られるようにならないと来季は厳しいです。
ガクトがカウンターでポポに良いボールを蹴ってチャンスになったのがありましたが、確率は悪いです。

夏以降、裏にロングボールを蹴ることを多用していますが、得点に結びついていません。
1年掛けてショートパスを繋げられるようになってきています。
来季はロングボールです。

相馬はキック精度があるのですが、左サイドは押し込まれることが多く、ドリブルもできないこともあってか、相馬はほとんど上がりませんでした。
アーリークロスでもいいので、相馬がもっと蹴っていればチャンスはあったと思います。
相馬の攻撃参加を封じる仙台の監督の狙いだったのでしょう。

最近、キーパーのスローからビルドアップするとき、サイドバックが2人とも高い位置をとって、センターバックが開いてボランチが1枚下がって間に入る形にすることがあります。
これは、サイドバックを裏に走らせてロングボールを入れる、サイドハーフが下がりつつ内に入って長い縦パスを受ける、というところになります。
つまり、センターバックが長いボールを蹴ることになります。
現状では相手に渡していることと同じ結果になっていますが、どう進歩するのか楽しみです。

コーナーキック

神戸のコーナーキックはシーズン終盤になってきて、よくなってきています。
とはいえ、なかなか得点になっておらず、神戸の選手の頭に当たるようにはなってきたというレベルですから、引き続き来季への課題です。
今日のような試合では、セットプレーは重要な得点機

北本がフリーでヘッドで叩きつけた場面はおしかったです。
仙台はマンマークで守っていますので、動けばマーカーはついてきます。
うまくマーカーをはずせたのですが。

攻撃のバリエーション

指示をすると、それしかしなくなります。
この試合でいえば、後半、都倉を入れてターゲットにすると、都倉の頭にしか蹴らなくなります。
都倉がサイドに流れていても浮き球を蹴り、雨がやんでボールが転がるようになっても変わらず。

サイドで密集したところからボールが出たとき、簡単に都倉に蹴ってしまいます。
キープしたり、ドリブルしたり、時間が作れたのにもったいなかったです。

言われたことばかりしないで、状況状況で判断できるようになってもらいたいです。

失点シーン

前半の失点の場面

前半の18分に失点。
左のリャン・ヨンギのアーリークロスを宮本が頭に当てるもクリアにならず、横に流れてルーズボールに。
松下がつめていてクロス、ファーの太田がヘッドで折り返し、中央の赤嶺が頭で押し込みました。

ゴールを決めた赤嶺のマークがはずれ、折り返した太田にもガクトが追いつききれていませんでした。
左、右、左と揺さぶられからマークがはずれたのではなく、自らマークをはずしてしまいました。

松下がクロスを入れる直前は、北本が赤嶺を、宮本が関口についていました。
クロスのボールがファーの太田に向かったときに、北本と宮本がゴールマウスの前に立とうとゴールラインに走ります。
赤嶺も関口にも誰もついていない状況になっていました。

この場面、北本と宮本が自ら相手から離れたのはミスというより、約束事か何かが裏目に出たのではないでしょうか。
ちょっと考えられないです。

順位表(J1 、全日程終了)

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 柏レイソル 72 34 23 3 8 65 42 +23
2 名古屋グランパス 71 34 21 8 5 67 36 +31
3 ガンバ大阪 70 34 21 7 6 78 51 +27
4 ベガルタ仙台 56 34 14 14 6 39 25 +14
5 横浜F・マリノス 56 34 16 8 10 46 40 +6
6 鹿島アントラーズ 50 34 13 11 10 53 40 +13
7 サンフレッチェ広島 50 34 14 8 12 52 49 +3
8 ジュビロ磐田 47 34 13 8 13 53 45 +8
9 ヴィッセル神戸 46 34 13 7 14 44 45 -1
10 清水エスパルス 45 34 11 12 11 42 51 -9
11 川崎フロンターレ 44 34 13 5 16 52 53 -1
12 セレッソ大阪 43 34 11 10 13 67 53 +14
13 大宮アルディージャ 42 34 10 12 12 38 48 -10
14 アルビレックス新潟 39 34 10 9 15 38 46 -8
15 浦和レッズ 36 34 8 12 14 36 43 -7
16 ヴァンフォーレ甲府 33 34 9 6 19 42 63 -21
17 アビスパ福岡 22 34 6 4 24 34 75 -41
18 モンテディオ山形 21 34 5 6 23 23 64 -41

(終わり)

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