大宮アルディージャvsヴィッセル神戸~振りかえれば大宮

シーソーゲームは痛み分け。

2012年7月14日 Jリーグ(J1)第18節
大宮アルディージャvsヴィッセル神戸
(NACK5スタジアム)
スコア:△大宮(2 – 2)神戸△

前節の仙台戦、圧倒的にボールを支配してシュートを撃ちまくるも、相手のブロックを崩せませんでした。
その反省が活きての2ゴールは、チームが一戦一戦成長していることを感じられます。
とはいえ、順位はひとつ落ちました。

仙台戦の続き

大宮に逆転されて1点ビハインド、相手がしっかりブロックを作って守る状況。
仙台の守備を崩せなかった前節の続きです。

前節では田代の高さがあれば、前線でキープできる森岡がいれば、と思わずにいられませんでした。
今回は田代も森岡もいる状況です。
で、あっさり7分で追いつきました。
さすが田代! やっぱり田代! 仙台戦も田代がいればゴールを決められた!
と思ってしまいますが、クロスを入れた相馬の仙台戦後の変化がゴールになった最も大きな要因です。

相馬の持ち味

最近の相馬はドリブルにキレを感じませんでした。
相馬は相手のカウンターに対する意識が高く、仕掛けがなかったと仙台戦を振り返っていたそうです。
仕掛けて相手を抜けなかった場合、相馬の背後は相手のカウンターの起点となってしまいます。
それでもリスクを取らないとゴールを奪うことは難しいこと、自分の持ち味はドリブルでの仕掛けとクロスであることを再認識したのだと思います。
同点ゴールは、相馬の突破力、トップスピードからも正確なクロスを入れられる技術、そしてゴールを奪う強い気持ちが生んだゴールです。

積極的に上がって、何度も仕掛けていたこともあって、ガス欠して途中交代となってしまいました。

そうそう、ヒデのゴールのときに、やっと相馬の長女誕生のゆりかごダンスがでました。
相馬は逆サイドだったのでゆりかごには混ざれませんでしたが。

ヒデは覚醒間近?

この試合のヒデはゴールを決めていますしよかった、ゴール以外の場面でも素晴らしいプレーが多くありました。
得点には繋がりませんでしたが、中のスペースに出た野沢に合わせた縦パスは見事でした。
橋本は左右に散らすことはしても、ガツンという感じの縦パスはなく、ガンバ時代でも遠藤のサポート役で攻撃のスイッチを入れる役割ではありませんでした。
探していた攻撃のスイッチを入れるボランチが以外なところから現れるのかもしれません。
もしかして、29歳にして覚醒間近?
覚醒とまでいかなくても、ヒデは足元の技術、止める、蹴るが西野監督になってからうまくなっているように感じます。

ヒデは守備も変わってきています。
ボールホルダーに対して、しっかり体(肩)を当てています。
相手の足元にあるボールに足だけを出すということがなくなりました。
ルーズボールに対しても安易に足を出すことは見られなくなりました。
足だけ出すと、相手の足に当たってファールになったり、体勢を崩して次ぎのプレーが遅れたりします。
イヤな位置でのフリーキックを与えていた理由でもあります。
これは三原やイーニョも同じで、体(肩)を当てたり、ドリブルしている相手とボールとの間に自分の体を入れてボールを奪ったりするシーンが増えています。
西野監督の指導なのか、他のコーチの指導なのかわかりませんが、守備の個人技術がチーム全体で上がっていることは大きな変化です。

田代有三の復帰

何回目の復帰なのか忘れましたが、田代が途中出場しました。
それでまたまたゴールを決めちゃいます。
これで3ゴール目。
田代のゴール決定率はすごいことになっているに違いない!!

と思ったら、まさかの岳登が決定率1位。


Jリーグ – J1個人成績 – Yahoo!スポーツ

嘉人の怪我

大久保嘉人は筋肉系のケガで欠場しました。
仙台戦の後半は運動量が落ちたというか、なんかイマイチでした。
仙台戦での負傷なのかは分かりませんが、MRIではたいしたことなかったとのことです。
西野監督が、というよりフィジカルコーチのブローロが大事をとって強制的に休ませているのでしょう。

ただ、ハーフタイム中にチャンネルを替えると、ウサイン・ボルトのドキュメンタリーをやっていて、ちょうど見たところはハムストリングの肉離れが癖になっていて苦労している話しでした。
2010年も夏場に肉離れで長く欠場しましたし、最近ケガをしがちですので、筋肉系のケガが癖になっていないか心配ではあります。

勝つべきだった試合

蒸し暑い状況でのハードワーク、接戦、2ゴール、アウェイでの勝ち点1。
神戸が一戦一戦、強くなっていることは感じます。
しかし、まあ良しとすることはできません。
アウェイといえど相手は下位チーム、しかも接戦であったならば、なおさら勝っておかなければなりません。

順位表を見れば、なおさら、そう思わずにいられません。

■J1 順位表 (第18節終了時点)

順位 チーム 勝点 試合 引分 得点 失点 得失点差
1 サンフレッチェ広島 36 18 11 3 4 37 18 +19
2 ベガルタ仙台 36 18 10 6 2 34 15 +19
3 浦和レッズ 31 18 8 7 3 24 18 +6
4 ジュビロ磐田 30 18 9 3 6 38 26 +12
5 柏レイソル 30 18 9 3 6 37 29 +8
6 名古屋グランパス 29 18 8 5 5 25 23 +2
7 FC東京 28 18 9 1 8 21 21 +0
8 サガン鳥栖 27 18 7 6 5 21 17 +4
9 横浜F・マリノス 27 18 6 9 3 19 15 +4
10 川崎フロンターレ 27 18 8 3 7 22 25 -3
11 鹿島アントラーズ 25 18 7 4 7 26 22 +4
12 清水エスパルス 25 18 7 4 7 19 19 +0
13 ヴィッセル神戸 25 18 8 1 9 24 26 -2
14 大宮アルディージャ 20 18 5 5 8 16 29 -13
15 セレッソ大阪 19 18 5 4 9 19 24 -5
16 アルビレックス新潟 17 18 4 5 9 10 21 -11
17 ガンバ大阪 13 18 3 4 11 27 40 -13
18 コンサドーレ札幌 4 18 1 1 16 11 42 -31

同じ勝ち点だった鳥栖とマリノスが勝ち、鹿島が勝ったので順位をひとつ落としました。
13位ですよ。
ガンバやセレッソを笑っている状況ではありません。

(終わり)

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