松本山雅FCvsヴィッセル神戸~Jリーグ観戦のあるべき姿がここに
待ちに待った松本山雅FC戦です。
開門前に山雅サポーターと話ししたとき、「うちはドン引きカウンターしかできないから」という山雅サポーターに、「うちはそれに一番弱いですよ~」と返していたんですが、山雅のスタイルが引いてカウンターということを聞いて、いやーな予感がしてました。
シーズン前からの不安、引いた相手から点が取れず勝ち点を落とす試合が多くなるのではないか。
ここまで京都を除く、格下と呼べる4つのチームと対戦しましたが、あからさまに引く戦術をとるチームはありません。
6節目にして、不安だった対J2らしい試合になりました。
結果は先制されるもポポの2発で勝利。
しかし、力を差を見せつけることはできても、引いた相手に決定機は作れず。
さすが名将、反町康治、山雅は勝ち点を取るべき試合をしていました。
神戸は勝つには勝ちましたが、ポポ様々の苦しい内容でした。
引いた相手を崩せない中、ポポのミドル2発で勝てたことは今後にとってよかったです。
引いてもミドルがあるよってのが見せられたので。
勝因
ポポ様々の勝利でしたが、コイントスに勝ったことも大きな要因です。
天気予報どおり、試合開始直前から非常に強い風がホームゴール裏からアウェイ側に吹き始めます。
神戸がコイントスに勝って風上のコートをとり、前半は風上の有利なコンディションでできました。
風上で1対1はむしろ悪い結果なのですが、前半終了間際には風がなくなったことで、後半も不利なコンディションで戦わなくてすみました。
風上が有利だといっても、風が強い状況はミスしやすいので守備は難しくなります。
失点は相馬が強風でボールの落下地点を誤ったことが要因です。
強風での試合経験は山雅の選手の方が上ですから、後半に風が弱くなってくれたのは非常にラッキーでした。
コイントスで負けていたら、後半も風が強かったら、と思うと怖いです。
アルウィン劇場
これも風の影響なのか神戸も山雅もボールホルダーに対してプレスが弱く、、、
[動画]13分、船山の先制ゴ~ル!沸騰するアルウィン!しかし・・・
アウェイ広島のときも思いましたが、メインもバックも全員でタオルハフラーを回す光景はすごく一体感が感じられて、うらやましいです。
屋根のないスタジアムで当日の予報が雨でも観客は9,277人も入りました。
観客の多い天気のいい日のアルウィンを体感したいですね。
アルウィンがすばらしいのは・・・
アルウィンは素晴らしいスタジアムで一度は行くべし、とよく聞きます。
実際、行ってみると、素晴らしいのはスタジアムよりもスタジアムの雰囲気でした。
また、それを作り出している山雅サポーターや松本山雅FCの運営スタッフをJリーグのクラブは模範とすべきだと思いました。
あえて何がいいのかは書かないでおきます。
行かないと分からないと思います。
純粋にまた、来たいと思いました。
次は何年後かのJ1の舞台で。
山雅のチャントは自分達の声でまったく聞こえなかったのと、ガンズくんに芸がなかったのだけは残念。
頭はやめて
サンダーバードのテーマで大げさに登場したものの一周するだけでした。
癒やし系キャラのようです。
ほとんどの人がポンチョを着ていたので余計に緑に染まってました
マッチデープログラムの表紙は一昨年まで神戸に所属していた楠瀬章仁。
山雅ではほぼレギュラーです。
アウェイ側のスタンドの裏。スタンドの回りを一周することができます。
今年からサポーターの要望で開門前の営業するようになったそうです。
バスの中で爆睡していて朝食を食べ損ねたのでありがたかったです。
朝食は山雅ビールと山賊焼き。
ビールに青いリキュールを少し入れて鮮やかな緑色にしているそうです。
リキュールが入っているためか、泡がないためか、あまりビールっぽい味ではありませんでした。
昼食は寒くなりそうだったのでモツ煮込み。
試合後はデザート。疲れた体には甘いもの。
結果的にこれが夕食だったので、3食ともスタジアムグルメでした。
神戸牛串は売りきれてました。
メインスタンド側はコンコース沿いに店がずらーと並んでいます。
バックスタンドは屋台。
いったい、スタジアム全体でいくつ店があるのか?
メインとバック以外の場所にも少しお店があります。大阪名物いか焼きとか。
店の数はガンバ(万博)の美味G横丁より多いです。
平均1万人ちょいくらいで観客動員では多すぎるのでは?と思ってしまいますが、それだけスタジアムに来た人がスタジアムで買って食べているということでしょう。
朝早くからスタジアムに来て、食べて飲んで、タオル回して応援、Jリーグ観戦のあるべき姿がここにありました。
この角度からのスタジアム写真が好きなのですが、24mmのレンズでは全体が入りきらず。超広角レンズ欲しい。
「ゴール裏歓迎!!」 観戦歴の浅い人はゴール裏は敷居が高いみたいなので、こういうのがあれば行きやすいですよね。
徳島戦同様、試合後、安達亮監督がゴール裏にあいさつに来てくれました。アウェイで勝ったとき恒例になるんでしょうか。
試合の前には、ピッチの状態を確認しに出て、わざわざゴール裏の前まで来てから戻ります。
次のアウェイは富山。富山も思ったよりかは近いです。思ったよりかは。
車を飛ばせば当日のうちに帰ってこれます。
おまけ
この動画見て、わろた。
飛行機、近すぎ!