ヴィッセル神戸vsギラヴァンツ北九州~まるでバルサのようなサッカーの北九州、それを許す神戸


ギラヴァンツといえば、クオリティの高い「萌えゲーフラ」。3つくらいあがってました。
元ネタは何なのかはさっぱりですが、それにしても職人レベルです。

2013年4月18日 J2 第9節
ヴィッセル神戸vsギラヴァンツ北九州
(ノエビアスタジアム神戸)
スコア:○神戸 2-1 北九州●

最初に言っておくと、90分通して大屋の危険なミスが目立ってましたが、これはしっかりしろというか言えないので、今日のところは置いておきます。

さて、前半のサッカーはひどかったですね。
ハーフタイムには、2-1でリードしていましたが、このまま勝ってしまうより今後のために負けた方がいいと思いました。

後半はミスはありながらも、気になったところは徐々に修正されます。
選手個々の意識や状況のとらえ方、それによるプレーやポジショニングの選択で、全体がこうも悪くなってしまうとは。
前半の悪い状態から、ハーフタイムを挟んで徐々に改善されていく過程が見られて、ある意味おもしろい試合でした。
そう思えるのも勝ったからなわけですが。
なんでこんなゲームになったのか、いい教材と教訓を得られたのではないでしょうか。

まるでバルサのような北九州

守備はコンパクトに攻撃はワイドにってのがサッカーのセオリーですが、北九州は攻守ともにコンパクトなサッカーでした。
狭い範囲で選手が密集し、必ずボールホルダーの近くでサポートする意識が高く、神戸のプレスをいなしながら、短いパスがつながっていきます。
ボールを奪われても近くに味方がいるので、すぐに挟んでボールを奪い返します。
J2の、それも降格候補のチームがスペインのバルセロナみたいなサッカーを見せることに驚きました。

バルセロナがそういうサッカーができるのは、選手の個々のレベルが相手より高いからだとも言われます。
しかし、北九州と神戸の選手の力は逆なわけですからね、神戸がかなりどうしようもないサッカーをしていたということです。

神戸の最終ラインはすぐにズルズルと下げてしまい、横幅は北九州の選手が密集さに比べれば無駄に広がっていました。
縦も横も間延びしていました。
プレスに行っても間に合いません。
先制点を与えたくない、普通にやれば1点くらい取れるからゼロで押さえれば勝てるって思いはあるかもしれませんが、センターバックとボランチは消極的でした。


望遠レンズでの圧縮効果で狭い範囲に集まっているように映ってます。

ボランチのポジショニング

前半の攻撃は守備以上に問題ありでした。
原因はボランチ2人のポジションです。

ヒデと翼の組み合わせでは、翼が守備的で、ヒデが前に出て攻守のバランスを取るという役割になります。
翼が必要以上に守備の意識が高くて、最終ラインのすぐ前にへばりついていましたが、役割を考慮すれば、それはまあいいとします。


ヒデと翼、ちょっと来い。

相手のプレスにより、中盤でボールを失ってばかりで、トップにボールが入りませんでした。
ビルドアップでのヒデのポジションが低いことが原因です。
相手のボールサイドに密集するコンパクトな守備の中、ボランチが前に行かないので中盤で数的不利な状況になりました。
後ろで数的有利の状況を作っても、相手のコンパクトな守備を突破することはできません。

後半はヒデのポジショニングが改善され、神戸がペースを握る時間が多くなります。
自分たちのペースで試合を進めることが失点を防ぐことにつながること、ボランチの攻守のバランスの重要さがよくわかる試合でした。


後半開始前、ヒデがなかなかピッチに出てこず、さすがに交代かと思ったら、出てきてちょっとがっかり。

セットプレーがらみで2ゴール

先制点は1本目のコーナーキックから。
河本のヘディングシュートはクロスバー、その跳ね返ったボールを慶治朗が押し込みます。
北九州はコーナーキックの守備がもろかったです。
神戸の方が高さも体格もいいので、マンツーマンで守っていては厳しいでしょう。


2点目は、フリーキックの崩れから、慶治朗のゴール前のマジーニョへのスルーパスで勝負あり。

なんとなく相手に助けられた感はあります。

負傷者3名

エステバンは肉離れで欠場中
橋本が前節の前半での足の違和感でこの試合を欠場。
都倉は練習中に眼球の打撲で静養中(現在は練習に復帰)。
試合前は主力3選手が戦列を離れている状況でした。

そこに、この試合で慶治朗、河本、田代が負傷してしまいます。
試合後の神戸讃歌、河本と慶治朗はピッチに出ずベンチから。

2人の表情からはそれほど深刻なものではなさそうですが心配です。


田代有三が頭の裂傷で治療。森岡が準備します。


しかし、有三はテープぐるぐる巻きでピッチに復帰。


やや顔が上に引っ張られています。


高柳一誠は3枚目カードでサイドハーフで出場。
前回はサイドバック、今回はサイドハーフ。練習ではボランチ。
ケガの選手が多くなってきましたので、いろんなポジションをできる選手は助かります。

その他


ホザナ幼稚園DAY。
平日なのでスポンサー料金は格安でしょうし、宣伝というよりは園児の課外活動の意味合いが強いのでしょうか。


試合後に安達亮監督がスタジアムを半周。
平日にも関わらずスタジアムに来てくれたサポーターにサービス。
J2はスカパーの監督フラッシュインタビューがないので、共同会見まで時間があります。
こんなことができるのもJ2のうちだけ。


この日、大阪ではEXILEのライブがありました。

さいごに

ボトルに白いテープが張ってあるやつに「AQUARIUS」と書いてました。
スポーツ飲料をこぼすと芝を痛めるので、ノエスタではピッチ上で飲むことは禁止していたと思ってたのですが、いつからか解禁されてたんですね。

(終わり)

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