ロアッソ熊本vsヴィッセル神戸~急がば回れ、いばら道より回り道

連携面は目に見えて向上している。
ただ、状況に応じた戦い方の意思の統一はまだまだ。

2013年6月29日 J2 第21節
ロアッソ熊本 vs ヴィッセル神戸
(うまかな・よかなスタジアム)
スコア:熊本●(1 – 2)○神戸

なんとか勝利。
3枚目のカードで入った杉浦が、後半のアディショナルタイムにPKをもらって勝ち点3を上乗せ。
この試合でリーグ戦のちょうど半分が終了。
勝ち点44の2位で折り返しです。
J2とはいえ、どのチームも骨がありました。

どうしてやり続けないのか

序盤は神戸の選手に積極さがあり、これまでなかったパスアンドゴーの動きが見られました。
14分、慶治朗、ポポ、慶治朗のワンツー、縦に速いきれいなゴールで先制。
しかし、先制後もボールを支配し続けるものの、積極性が薄れ、迫力がなくなってしまいました。
このへんが甘い。
熊本の選手は手応えを掴んで”やれる”という気持ちになったでしょう。
どうしてやり続けないのか。

チャレンジ

54分、カウンターから失点したタイミングで都倉に替えて田代を投入。
対角のロングボールは時折見られ効果的でしたが、意外にも田代をターゲットにしたロングボールはほとんどありませんでした。
パス交換でボールを動かしていく、というチャレンジをしているのだと思います。
田代の高さを使った攻撃は対策されて行き詰まっていました。
攻撃パターンに幅がないと強くはなりませんし、勝ち続けることはできません。
個を活かすだけではJ1昇格の近道に見えて、実はいばら道だということに気がついたのでしょうか。
急がば回れです。

ペースが掴めないときには

56分、熊本は北嶋秀朗に替えてファビオを投入。
ファビオはグァンソンと競っても強く、ボールも動かせるので、熊本の攻撃が活性化します。
前に起点ができたからか中盤でのプレスもがんばるようになります。
そのため神戸は中盤でボールを失いことが多くなり、カウンターで決定機をいくどかか作られます。

ペースが掴めない、流れが悪いときは、距離があっても強引にシュートすることで流れが徐々に変わってくるものです。
熊本の粘り強い守備によって、後半の神戸にはその余裕がありません。
相手との駆け引きがないんですよね。
この試合は特に、ベンチが効果的な指示を出せていないと感じました。

林佳祐

左サイドバックで出場の林佳祐。
久しぶりの公式戦ということもあり、70分で交代は決めていたと思います。
深い位置からクロスを上げる場面があまりなく、交代枠を1つ使うつもりで起用してもらったのに、持ち味を出し切れなかったのは悔しいでしょう。
今シーズン、最初で最後のチャンスになるかもしれないのだから、悔しい思いをするくらいならもっと積極的に行かないとね。

暑い時期、ちょっと不安

攻撃も守備も運動量が落ちてきた時間帯に不安を感じさせる試合が続いています。
これからの暑い時期、選手を上手に使って乗り切ってもらいたいです。

(終わり)

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