vsコンサドーレ札幌~空気の読めないクラブにドロップキック

明るい未来って何だっけ?

2013年11月10日 J2 第40節
コンサドーレ札幌 vs ヴィッセル神戸
(札幌ドーム)
スコア: 札幌 ○ ( 1 – 0 ) ● 神戸

注:サポーターの感情は個人差があります(笑)

札幌へ

関空から10時台の便で札幌へ。
新千歳空港の到着は神戸空港組とほぼ同じで、札幌ドームに行く満席のバスはヴィッセルのサポーターで9割方を占める。

バスの中でガンバとサンガの試合をスカパーオンデマンドで見る。
サンガを応援するとか祈るとかではなく、他力のところはなるようにしかならないという心境であったが、気にならないわけがない。
サンガの選手はボールを奪おうとよく走っていたが、ガンバは難なくいなしてパスをつなげる。
案の定サンガが失点した後、ガンバが引き気味になりサンガが攻勢の兆しがでてくる。
サンガの工藤のシュートがクロスバーに当たったところで見るのをやめる。
やっぱりなるようにしかならない。

札幌ドームの近くで腹ごしらえしているときにサンガ敗戦の声を聞く。
ヴィッセルの昇格が決まった。
どうでもよかった。
それより目の前のイクラ・・・。
ではなくて、目の前の自分たちの試合に集中することがより明確になった気がした。
よくよく考えれば、この時点で優勝はさらに遠のいたのだが、それに気付かないくらい気合が入る。

試合

試合前のサポーターの気持ちは大きく分けて2通りだろうか。
勝って昇格を祝いたい人。
優勝のために残り全部勝とうと思っている人。

麒麟の川島に似た低いトーンのええ声で深夜のNHKのラジオみたくゆったりとしたていねいな語り口のスタジアムDJに調子を崩されようとも、札幌ドームのアウェイスタンドはこの試合を絶対に勝つ気迫であふれていた。

試合は0対1でコンサドーレに敗戦。
不甲斐ないという表現がぴったりなくらい選手から気合を感じず、パスがつながらず、走れれない。
いつものアウェイ病が出た。

勝つことしか考えてなかったので頭の中が真っ白になった。
勝つしかないのに、負けただけでなく、走れないのは何故なのか理解できなかった。
やっぱりアウェイではうまくいかないのか。
優勝は絶望的となり、シーズンが終わったような気がした。

追い打ち

1時間くらいして監督の試合後のコメントが公式携帯サイトに出た。

試合前に昇格が決まり、モチベーション的に難しい試合でした。
まずは昇格することが今シーズンのチームの最大目標だったので、少し拍子抜けした形で決まってしまい、難しいなぁと思いながらゲームに入りました。
(中略)
選手たちも人間です。
昇格が決まった1時間後のキックオフで、すごく難しかったし、今日までの39試合、1月からトレーニングを始めてストレスもあったと思います。
その中で今出来るパフォーマンスはやったと、僕は信じています。
ちょっとしたことで、失点してしまい、勝点3を奪えませんでしたが、我々の新しい目標ははっきりしています、昇格は通過点になり、残り2試合ですが、まずJ2で優勝を目指す。
今日で勝点4離れてしまったが、あと2試合でなんとか勝点6取って、最低でもガンバのことを苦しめて、来年自信を持ってJ1で戦っていけるよう、残り2試合ベスト尽くしたいと思っています。

何だそれ。
気合が入っていたのはサポーターだけだったのか。
前半走っていないのに、後半も走れなかったのはそういうことか。
喪章をつけた試合で言うことか。
ハーフタイムのとき、コールリーダーが「選手を信じよう」と言っていたことを思い出し、余計に「選手を信じた僕が馬鹿でした」という思いになった。

しかも、この期に及んで優勝を口にするとは。

さらに燃料が投下される。
Facebookでヴィッセルのアカウントから昇格の報告の投稿があり、選手の笑顔の写真がアップされる。
不甲斐なく負けたのに笑顔の写真ですか。
優勝が現実的でなくなったのに笑顔の写真ですか。

とどめとばかりに燃料投下。
ニッカンスポーツのサイトに安達監督の続投の記事が出る。
ニッカンだし、と思っていたら、デイリースポーツにも出る。
もう怒りを通り越して、ただただあきれる。
残留を争うのでさえ厳しい辛い1年になるかもしれない。

サポーターの神経をさかなでるチーム、クラブの発言・投稿・記事の連投は何なのか。

空気の読めないクラブ

サポーターとクラブの思いがこんなにも違うことにショックを受けた。
しかし、クラブとチームは1年間J1昇格を掲げてきたわけで、昇格決定がゴールだったのはぶれずにやってきた結果であるとも言える。
だからといって、現時点で選手やチームを称える気にはなれない。
最終戦の試合終了の笛がなったときに初めて1年を振り返り、選手・監督・スタッフを称える気分になるのだろう。

昇格決定がゴールだったなら、それは仕方ない。
でも、試合に負けたらサポーターが昇格を祝う気持ちになれないことは想像してほしかった。

試合前に昇格が決まってモチベーションがー、と言わなければ、この試合にかける気持ちのギャップは明確にならなかったのに。
選手の笑顔の写真がなければ受け流せたのに。
記者に監督人事について聞かれてもこの日ははぐらかせておけばよかったのに。

空気を読めないクラブにドロップキックをかましたい。

(終わり)

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