[2014-第7節]vs徳島~物足りない快勝

神戸はパスの精度が悪かった。
だからといって苦戦したわけでもない。
スッキリしない物足りなさを感じる試合だった。

2014年4月12日 J1 第7節
ヴィッセル神戸 vs 徳島ヴォルティス
(ノエビアスタジアム神戸)
スコア: 神戸 ○ ( 3 – 0 ) ●徳島

精度を欠いたラストパス

試合全体を通して、森岡のラストパスが合わないのが目立った。

安達監督は3点取った後、ペドロ・ジュニオールとマルキーニョスに替えて、小川慶治朗と田代有三をピッチに入れる。
外国人選手を休ませることと合わせて、この2人にきっかけを掴んでもらう意図があったと思われる。
しかし、森岡がうまく2人を使うことができなかった。
結果論として、低調だった森岡を早めに下げることが望ましかったと思う。

見逃せないミス

ミスがあったのは森岡だけではない。

気になるのは前半の3つのミス。
30分、サイドに流れたマルキーニョスへの高橋峻希の縦パスがずれてサイドを割る。
33分、神戸が押し込んでいる中、奥井からチョン・ウヨンへのパスがずれてカットされ、決定機になりそうな場面を与える。
34分、バックパスを受けたキーパーの山本海人のウヨンへのパスが相手にカットされる。

この3つとも何でもないミスで、森岡のラストパスの精度が悪いことよりタチが悪い。
前半15分あたりから続く神戸がペースを握った中でのミスである。
チャレンジした上でのミスとは違い、何でもないミスというのは周りをがっかりさせる。
それで流れが変わる。
幸いにして徳島の積極性の無さから相手に流れを渡すことにはならなかったが、相手に救われただけで見逃せないミスである。

流れを掴めない後半

後半、徳島はプレスの開始位置を高くしてボールを奪いにきた。
それによって神戸はボールを楽に保持できなくなり、徳島がペースを掴む。
神戸は単発でチャンスはあったものの、流れを奪うことができずに終わる。
攻める徳島は精度が悪く勝手に自滅する。
おもしろみのない後半であった。

後半は前半よりミスが多かった。
リードがあったからか気が抜けているように感じた。

小川慶治朗

スタメンは慶治朗がはずれて松村が入った。
慶治朗は水曜日の練習を体調不良で休んだことが考慮されたのだろう。
後半23分、3点差になったところでペドロ・ジュニオールに替わってピッチに入った。

この試合の前まで、慶治朗はノーゴールでシュート数もわずかに4本。
攻撃面ではボールに触れず蚊帳の外だ。

ボールに触れていない理由は、他の選手、特にマルキーニョスとの距離が遠いためだ。
マルキーニョスがペドロ・ジュニオールに近いポジションを取っているし、ショートパス主体であるため距離があるとパスはもらえない。
松村はペドロ・ジュニオールと似たプレースタイルで、ボールを運べてバイタルエリアでラストパスも出せる。
今のチームスタイルでは慶治朗より松村の方が合っている。

慶治朗のような周りに活かしてもらうワンタッチゴーラーはどう絡めばいいのか。

今のチームの中央でのショートパスとスルーパスが主体ではマルキーニョスやペドロ・ジュニオールと絡むのは難しい。
少なくてもサイドで深いところまで戻って守備していたのではなおさら。
ゴール前の跳ね返りくらいしかゴールを取るところを想像できない。
プレースタイルを変えるか、もっと前にポジションを上げるか、どちらかしない限り。
スランプで1点取れば変わるというのではないと思う。

さいごに

昨年のユニバーでの同カードのときと同じく、主審は家本さんでした。

はい、手を挙げているので間接フリーキックですよー、どうせ誰も見ていないだろうけど。

(終わり)

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