vs清水エスパルス~サッカーは90分

アウェイで勝ち点1、悪くない。
と、言わざる得ないのが今の神戸の現状。
甲府戦に続き、押し込まれ耐える時間が延々と続く。
選手に聞いてみたい。
「守ってばかりだとしんどくないですか?」

2014年5月17日 J1 第14節
清水エスパルス vs ヴィッセル神戸
(IAIスタジアム日本平)
スコア: 清水 △ ( 1 – 1 ) △ 神戸

ミスが続くと攻撃的に行けなくなる

前半は風下でなおかつ太陽が正面。
前半の耐える展開は想定でき、スコアレスで折り返すのは上出来だった。
後半は逆のコンディションになる。
前半とは逆の展開になることを期待したが、神戸が攻撃する時間はわずかだった。
前節同様、ボールを奪っても押し込めない、流れを引き寄せられない。

攻撃でのミスが多かった。
ミスでボールを失うことが多いと、ボランチやサイドバックはリスク管理のために前に上がりにくくなる。
攻撃のスイッチが入らなくなったり、厚みのある攻撃ができなくなったりする。
ペドロ・ジュニオールの無謀なドリブルが目立ったが、パスの出しどころがない裏返しである。
ミスの連続はミスした場面だけでなく、試合の流れに大きく影響する。

サッカーは90分

対戦相手からすると神戸には中を固めておけばいいとなっている。
神戸が攻撃のときにミスが多かったのも、清水の守備がよかったため。

ならば、神戸はボールをつないで突破できないならば、突破しやすいようにする。
その作業を怠って、同じ事を繰り返していても相手は守りやすいままだ。

神戸は90分間の試合における戦略が欠けている。
そのとき、そのときの攻撃だけで考えなしにプレーするのではなく、90分トータルで考えて試合を進められるようになってもらいたい。

ここまでのベストゴール

後半16分、劣勢だった神戸が先制する。
ペドロ・ジュニオールのキープ、森岡の引きつけとパス、慶治朗の斜めの動きとシュート。
個の力が融合した見事な崩しとゴールだった。
中を固める清水の守備の上を行く完璧な攻め。

ゴールに向かって左側から放った慶治朗のシュートはファーサイドのゴール隅に吸い込まれた。
利き足でない左足で。
右足ならば、それほど難しいシュートではない。
慶治朗の左足のシュートは珍しくないが、左足で、しかもコントロールが必要なシュートでのゴールは記憶にない。
左足でもコントロールしてシュートできる自信もつけば、慶治朗のゴールが増える。

慶治朗のゴール増産の期待

斜めに走ってパスを受ける動きがよかったが、何よりもペナルティエリアに入っていくタイミングがよかった。
ペドロ・ジュニオールと森岡によって相手DFが動かされた後、つまり相手の守備が崩されたタイミングだった。
慶治朗がこのタイミングでペナルティエリアに入っていくのも、これまであまりなかった。

相手守備を崩したところを遅れて入ってくる慶治朗が決める形。
ようやく今のチームでの慶治朗の得点パターンが見えた。
これならば森岡とだけでなく、ペドロ・ジュニオールとマルキーニョスとも絡める。

相馬が復帰

肉離れで戦列を離れていた相馬がベンチに入り、途中交代で出場もした。
ただ、復帰したからといって、左サイドバックのファーストチョイスが相馬とは言い切れない。

この試合での茂木の守備は非常によかった。
相馬が同じような守備ができるか?というと、ちょっと想像できない。
守備面からは茂木をスタメンからはずすのは難しいのではないかと思う。
松村に変わる2列目での攻撃的な交代カードとして使うのはどうだろうか。

さいごに

いいタイミングでワールドカップの中断になった。
悪いながらも上位との勝ち点は開いていない。
一度首位に立ち、優勝争いをするイメージが持てた。
まだまだ課題が多いことも明確。

モチベーションを高くして、課題に取り込めるはず。

(終わり)

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