鳥栖戦と安達監督退任

鬼門・ベストアメニティスタジアム

アウェイ鳥栖戦、先制するも逆転負け。
誰が悪いわけではない。
終盤に追いつかれてアディショナルタイムに逆転されるのはJリーグではよくあること。
それはJリーグの魅力ある熱いところだ。

最終ラインの枚数を削って増川を前線に上げた直後のカウンターでコーナーキックを許したのは、勝負のアヤ。
リスクを取って勝ちに行った判断は間違っていない。
後半の42分に追いつかれた後、流れが一気に鳥栖に傾きそうなところを選手が気持ちで押し返したのは賞賛に値する。

鳥栖のベストアメニティスタジアムの前回の試合では良いところなしで惨敗したこともあってリベンジするために遠征したサポーターも多いと思う。
今回は終盤に逆転負け。
たとえ2試合でも鬼門認定していいだろう。

監督退任

鳥栖戦の翌日、安達亮監督の退任が発表された。
1年でのJ1復帰、今年はワールドカップの中断前まで3位、クラブ初のナビスコカップ予選突破の実績を残した。
何がきっかけで降格するかわからないJ1で残留争いなく終われることは、安達監督の監督経験からすれば合格点である。
新加入の選手が多い中でチームスタイルを明確に示して、スタートダッシュに成功した手腕は見事だった。

しかし、来季の指揮を望む声はヴィッセルのサポーターからはほとんどないのが実情だ。
プロチームの監督として指導力が足りていないこと、同じ過ちを繰り返し成長が感じられないことなど、安達監督はチームがもう一段強くなるためには十分ではないと感じてしまった。
双方向の対話、相互承認や考える力を引き出すなどの育成の手法ではプロチームを強くすることはできないのだろう。
プロチームの監督は、高質なサッカー哲学を持ち、合理的な思考と指導で自身のサッカー哲学を選手に植え付けられなければならない。

ただ、安達監督とともにクラブとサポーターが成長し、10年くらいの長期政権の間に一度タイトルを取れればと考えていた時期もあるので、実質2年での監督交代は残念に思う。

(終わり)

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