[ナビスコカップ準決勝]鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸~当たって砕けた

扉の向こうの景色を見ることはかなわなかった。
この敗退を無駄にせず天皇杯、残留、来季、未来につなげてくれればよい。
ノックし続ければいつか扉は開く。

2015年10月11日 ナビスコカップ準決勝2ndレグ
鹿島アントラーズ vs ヴィッセル神戸
(県立カシマサッカースタジアム)

この試合が終わった瞬間、しばらく思い悩んだ。
この試合と選手の評価に対して。
それと自分の中の矛盾するいくつかの感情や思考が何なのかを探っていた。

負けたことも、点差が開いたことは悔しくはなかった。
それとは矛盾して決勝に進めなかった現実に対する悔しさはあった。
その悔しさもトーナメントだからこそで、新鮮味のある悔しさを味わえたことはネガティブには感じない。

もともと当たって砕けろで乗り込んだ。
砕けたって再生する。
アグレッシブに挑んだ気持ちが人をより強くする。

メンタルの弱さ

後半早々の失速は、前半から2点のビハインドを埋めるために積極的に攻めたためで、リスクが伴うことは分かった上でのこと。
リスクの方に転んでしまった勝敗やスコアには不満はない。

この試合、選手は積極的にボールに向かっていった。
しかし、集中して戦えていたようには見えなかった
集中力を欠いたミスや視野の狭さが見られた。
体力面できつくなった後半はさらに目立つようになった。

前半で石津が決めてトータルスコアをタイに持ち込めていたとしても、結果はそう変わらなかっただろう。
こういうゲームプランを余儀なくした1stレグのアグレッシブのない前半は高い授業料になった。
集中力の持続、メンタル面の弱さは問題視すべき課題だ。

選手にとっては力の差を痛感した相当に悔しい敗戦になったと思うが、それもひとつの経験。

前田、増山

撮った写真から良かったものをピックアップすると、大半が前田凌佑と増山朝陽になってしまった。
ボールに向かっていくアグレッシブさは見ていて感じるものがある。





まだ終わってない

今回の準決勝の2試合の盛り上がりはサポーターにとってカップ戦の楽しみを知る良い経験になった。
チームへの期待感と訳の分からない自信は、2010年の奇跡の残留に近いものがあった。




良い経験ができたといつまでも浮かれてはいられない。
レアンドロ、慶治朗、ペドロ・ジュニオールジュニオールの離脱でチーム状況はさらに厳しい状況になった。
決勝に行けなかったは、鹿島が強いからではなく、神戸が弱いから負けたのだ。

残留争いは4試合で1つ勝てば安全圏とはいえ、現状はその1つ勝つことが難しい。
今週の中2日で続く天皇杯とマリノス戦はシーズンのヤマ場。
あのときの一体感がもう一度必要だ。

(終わり)

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