浦和レッズvsヴィッセル神戸~次に向けての浦和攻略の策が楽しみ

まあ、しゃーねぇなぁ、って感じか。
完敗したにも関わらずそういう気分にさせてくれるのは2つ理由がある。
ひとつは次があること。
次が本番。
浦和はベストメンバーではなかったが、浦和らしいサッカーを見せてくれて良い前哨戦になった。

2015年11月22日 2ndステージ第17節
浦和レッズ vs ヴィッセル神戸
(埼玉スタジアム2○○2)
スコア:○浦和 ( 5 – 2 ) 神戸●

コンビネーションの浦和

開始直後の3失点、浦和の攻撃はコンビネーションとスペースを使ったワンタッチプレーの連続は凄まじかった。
神戸の守備は寄せも当たりも中途半端でポジショニングも悪かった。
ネルシーニョはチョン・ウヨンを1つ下げて李忠成に潰すことで守備が落ち着きをもたらしたが、浦和の攻撃を封じるまでには到っていない。
スペースを消すために守備のラインを上げることは当然として、あのスピードを止めるには守備の規律を確立させてオートマチック性を高めないと厳しいだろう。

しかし、ネルシーニョはそういう守備戦術の構築ができる監督ではない。
ネルシーニョは違ったアプローチを取るはずだ。
いかにして浦和の攻撃を無効化するのだろうか。

決定機を作れない攻撃

がっかりしたのは攻撃面。
浦和の守備は安定していなかったので崩すのは容易に見えた。
浦和はマークを受け渡して守るのではなく、ボールホルダーに人数をかけて潰してボールを奪い切る守備。
釣り出してできたスペースを使って攻めることができていれば、もっと決定機を作れたはず。

ウィングバックの攻撃参加も遅く、幅も厚みを出せなかった。
安田ミチはダイレクトでのクロスの精度や抜き切らなくてクロスを上げられるテクニックがあるがゆえに、相馬に比べると高い位置を取らず突破も少ない。
スピードのある藤谷壮は長所である積極的な仕掛けを出せなかった。
神戸の3バックの武器はウィングバックのビルドアップの参加と幅を使った攻撃。
安田ミチ、藤谷壮、奥井はウィングバックとしては腰が引けていて、相馬と高橋峻希のように3バックのストロングポイントをいまいち出すことができない。

ミラーゲーム

2013年のナビスコカップ決勝の柏と浦和の試合、ネルシーニョは布陣を相手にかみ合わせる策で浦和を破った。
以降、ミラーゲームは浦和攻略の定石となった。
幾度となくミラーゲームを仕掛けられた浦和は十分に対策が練られているであろう。
もうミラーゲームは賞味期限が切れた策なのかもしれない。

1ヶ月後に向けて

冒頭の件のもうひとつの理由、それは弱いチームが強いチームに負けただけのことだから。
浦和は強く、神戸は弱い。
やる前から分かっていたことであり、現実を見たところで動じはしない。


次の試合まで1ヶ月の時間があったところでチームはそう強くはならない。
戻ってくる選手はレアンドロくらいであろう。
レアンドロはブランクが長いので過剰な期待はできないことを思うと、1ヶ月後の戦力は今とたいして変わらない。

負けたら終わりのトーナメント、負けて元々と思えば失うものはない。
選手の奮起に期待したい。
そしてネルシーニョの浦和攻略の策が楽しみだ。

(終わり)

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